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スウィング・アウト・シスター/10年ぶりのニュー・アルバムを携えて、来日公演を盛大に開催。新曲のほか、「ブレイクアウト」「あなたにいてほしい」など定番もたっぷり
“DREAMS COME TRUE”の結成にも影響を与えたと伝えられる英国のユニット、スウィング・アウト・シスター(SOS)が10月11日と12日「ビルボードライブ東京」に登場した。彼らの日本公演は2014年以来だが、今回は10年ぶりの新作オリジナル・アルバム『オールモスト・パスウェイディッド』を携えてのそれであるところに特別感がある。
レコード・デビューは1985年。当初はヴォーカルのコリーン・ドリューリー、キーボードのアンディ・コーネル、ドラムスのマーティン・ジャクソンの3人編成だった。翌年「ブレイクアウト」の大ヒットを飛ばし、89年のセカンド・アルバム『カレイドスコープ・ワールド』...