映画『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』
5月15日(土)より渋谷ユーロスペース他全国順次公開
アンドレアス・ドレーゼン監督Interview
ベルリンの壁が崩壊する以前の旧東ドイツで活躍する一人のミュージシャンがいた。名前はゲアハルト・グンダーマン(1955~1998)。彼は炭鉱で働くいっぽう、秘密警察に協力していた。間もなく公開される映画『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』で描かれる彼の生き様は、資本主義社会に生きる日本人にはちょっと理解できない面があるに違いない。ベルリンの壁が存在していたのは1961年~1989年の期間、秘密警察は東ドイツ国家保安省のことで「シュタージ」と呼ばれていた。
ここではこの映画を監督したアンドレアス・ドレーゼン氏に映画にまつまる話を尋ねた。
―現代の日本の生活では想像もできないのですが、映画では...