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「北大西洋上のUボートを、英国軍にもナチスにも見つからずに無力化」できるのか? ガイ・リッチー監督が「特殊部隊」を描き出す『アンジェントルメン』
まるで劇画のような映画、といっていいだろう。血がドバドバ溢れて、武器からタマが出まくって、超人的なアクションが炸裂したりするのが大好きなひとであれば、脳内でドーパミンが炸裂するに違いない。しかも役者の体が鍛え抜かれているから、動きのひとつひとつが引き締まっている。個人的に、内容のエンターテインメント性をさらに高めているように感じられたのは、いざというときに挿入されるマカロニ・ウェスタン的な音楽の数々。1940年代の物語設定ではあるものの、だからといって画像をセピア色にするなどの趣向はなく、シャープな色合いとカット、迫力たっぷりの音質、圧倒的なスピード感の三拍子で物語が進行していく。
モチ...