定番製品が上位を占めることが多いのがスピーカー部門の特徴。今回のニューフェイスでの注目は、部門3で第1位を得たクリプトンKX-3SXと部門7のエステロンXB Diamonod MKII。第1位とはならなかったが、ピエガのCoax 411と同611、あるいはBowers & Wilkinsの700 S3シリーズも高い評価を得た新製品シリーズだ。
第1位:イクリプス TD307MK3
¥66,000(ペア)税込
エッグコンストラクションやフルレンジ振動板の採用などオリジナリティの高さとトランジェントの高いサウンドが今季も高く評価された。イクリプスのスピーカー群は品位の高いデザインも含め独自の魅力があり、オーディオ&AVシーンを盛り上げている。(土方)
第2位:エラック DBR62
¥99,000(ペア)税込
スピーカー造りの名手、アンドリュー・ジョーンズが手がけたDebut Referenceラインの小型ブックシェルフ。ウォールナット模様のエンクロージャーはズシリと重く、剛性が高い。そのサウンドは躍動感に富んで、晴れやか。引き締まった低音も気持ちよく吹き上がる。(藤原)
第3位:モニターオーディオ Bronze 50-6G
¥80,300(ペア)税込
モニターオーディオの看板技術C-CAM振動板による14cm径ウーファーと25mm径Goldドームトゥイーターを組み合わせた入門機。ドライブしやすい8Ω定格とあいまって、ぬけのよい晴れやかなサウンドが愉しめる人気作だ。手頃なサイズもサラウンド再生向き。(高津)
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