【HiVi冬のベストバイ2022】コントロールアンプ部門（1）〈100万円未満 [税込110万円未満]〉

コントロールアンプ部門は入力切替えと音量調整機能を備えることを前提に、ヘッドフォン出力やDAC回路などを盛り込んだ製品も選出している。部門1で第1位を獲得したイヤーメンCH-AMPは電源別体型のDAC内蔵ヘッドホンアンプという出自だが、プリアンプとして用いたときのパフォーマンスが積極的に評価されている。

第1位：イヤーメン CH-AMP

オープン価格（実勢価格27万5,000円前後）

もともとヘッドホンアンプとして開発されたに違いないが、4.4mmバランス出力端子から変換ケーブルを経て音声を取り出してパワーアンプに送り込めば、アッと驚く豊かな解像感と広大なダイナミックレンジを聴かせる。フルバランス構成の内蔵回路がかなり優秀とみた。（小原）

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第2位：ベンチマーク LA4

オープン価格（実勢価格49万5,000円前後）

コンパクトなサイズのプリアンプだが、信号経路の完全リレー制御、左右独立構成256ステップ・アッテネーター搭載などにより、137dBの高S/Nや0.00006%の低歪率を実現。昨今の高S/NなDACなどのソース機器の情報量を余すことなく伝送・制御できる。（鳥居）

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第3位：ニュープライム AMG PRA

¥352,000 税込

近年大きく声価を高めているニュープライムのコンパクトなプリアンプ。アルミ合金を切削加工した美しいボディが目を惹く。ぜひ同社製パワーアンプAMG STAと組み合わせたい。長年尊ばれてきたオーディオ界の重厚長大思想を軽やかに蹴散らす現代的な美音が聴ける。（山本）

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