注目のSACDプレーヤー/シャンリン「SCD1.3」。クラシック音楽を遠近感を伴った音で再現。ディスクに刻まれた情報をそのまま描写する
ストリーミングの人気が高まるいっぽうで、レコードやCDなどディスクメディアの良さを見直す動きもある。ネット経由で好きな曲を聴けるのは便利この上ないが、手元に音源を確保してじっくり良い音を追求したいと考える音楽ファンも少なくないのだ。
その需要に応えるために、高級機を中心にディスクプレーヤーはいまもそれなりのペースで製品開発が進められているのだが、入門機や中級機は以前に比べて製品数が減り、特にSACDが再生できるプレーヤーは選択肢が限られているのが現状だ。名録音のリマスター盤がリリースされるなど、再び注目が高まりつつあるSACDをこれから先も不安なく聴き続けたい。そう望む音楽ファンは少なく...