脇森宏

Auto Sound Web Grand Prix 2018：キッカー KEY180.4スマートパワーアンプがグランプリを獲得した理由

コンパクトアンプを大幅進化させ洗練された音に仕上げたキッカー DSP搭載のKEY SMARTで手軽な音質アップが可能に文＝石田功純正システムに追加してパワーアップを図るハイレベル入力対応のコンパクトなアンプをキッカーが販売したのは3～4年前だったか。その時は「なんか荒い音だなぁ。これなら内蔵アンプで我慢したほうがマシなんじゃない？」なんて感じたものだから、今回のDSPを内蔵したKEY SMARTも似たようなものだと勝手に思っていた。が、実際に音を聴いてみると大きく進化していた。音に荒さはなく洗練されていたのだ。この基本性能があれば、DSPの機能も生きてくる。付属のマイクで実測してタ...

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Auto Sound Web ニュースレビューベストバイ/グランプリ Auto Sound Web Grand Prix 2018 KICKER 車載用アンプカーオーディオ石田功脇森宏

Auto Sound Web Grand Prix 2018：ブラム S165.100MGスピーカーがグランプリを獲得した理由

リスニングを繰り返して納得できる音に仕上げた製品肉声感が素晴らしいスピーカー文＝石田功カーオーディオ歴が長い人ならすでにご存知かと思うが、フランスの新興メーカー、ブラムは元フォーカルの音の責任者であったギー・ボンネヴィル氏が興した会社だ。目指したのはフレンチ・サウンド。設計に1年、その後の音ぎめにさらに1年かけて作り上げたのが、このシグネチャー・シリーズだそうだ。従来のライブ・シリーズは、会社の立ち上げと同時にリリースしたためか、音作りに少し荒さも感じられたのだが、このシグネチャー・シリーズは発売時期を気にせず、リスニングを繰り返して納得できる音に仕上げたという。その甲斐あって、...

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Auto Sound Web ニュースレビューベストバイ/グランプリ Auto Sound Web Grand Prix 2018 BLAM 車載用スピーカーカーオーディオ石田功脇森宏

Auto Sound Web Grand Prix 2018：オーディソン Bit nove（ビットノーヴェ）がグランプリを獲得した理由

車両純正オーディオをよい音にするためのDSP 最新モデルらしく進化を感じられる音が聴けた文＝石田功ハイエンドカーオーディオの世界では必需品となっているデジタルプロセッサー。今や音質重視のカーナビなどにも当たり前に搭載されている。そんな中、純正システムに追加してデジタルサウンドコントロールを施すことで、純正システムベースでも良い音を得ようというのがオーディソンが以前発売したbit Oneというモデル。この手のデジタルプロセッサーの先駆けとなった商品である。いずれ、純正システムは外すのが難しくなり、オーディオをまるごと市販品に入れ替えるには、それ相応の覚悟が必要な時代が来ることを見越し...

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Auto Sound Web ニュースレビューベストバイ/グランプリ Auto Sound Web Grand Prix 2018 AUDISON 車載用DSP カーオーディオ石田功脇森宏

Auto Sound Web Grand Prix 2018：イートンCORE-A2パワーアンプがBronze Awardを獲得した理由

空間の密度高く、前後方向の奥行も素晴らしい音場展開しなやかな感触で、音色的に深みあるサウンドを聴かせる文＝鈴木裕たしかにイートンのパワーアンプは従来もきちんとした造りで、正統派の音を出してきた。しかしこの突然の、リファレンスクォリティにして音楽性豊かな音は何なのだろう。本国のウェブサイトに行って調べてみたが、特に特徴的なテクノロジーも使っていないようだ。音のインプレを記しておくと、サウンドステージは手前に展開するタイプで、音像も大きめ。音楽が近くに感じられる。空間の密度は高いし、前後方向の奥行展開も素晴らしい。音はしなやかな感触で、音色的に深みを持っている。そして特に驚かされたの...

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Auto Sound Web ニュースレビューベストバイ/グランプリカーオーディオ Auto Sound Web Grand Prix 2018 車載用パワーアンプ ETON 鈴木裕脇森宏

Auto Sound Web Grand Prix 2018：カロッツェリアサイバーナビχシリーズがGold Awardを獲得した理由

ハイレゾの優位性を研究し徹底した特性の追求と耳で追い込んで獲得した音文＝鈴木裕獅子は目覚めた、とサイバーナビχシリーズについて書いたことがある。徹底的に開発した観がある。驚くべきことに開発にコスト制限さえなく、そもそもハイレゾの優位性とは何かという基礎研究から始めている。着目点も興味深い。サンプリング周波数の大きさから攻めたのではなく、CDの16bitとハイレゾの24bitというbit深度に着目。詳細はメーカーのウェブサイトをご覧いただきたいが、ノイズフロアを下げ、微小領域の表現力を向上。そのための銅メッキの極度な多用や制振対策、ノイズ対策、カスタムパーツの採用など枚挙に暇がない。...

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