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ホラー映画をアートへと昇華させた巨匠監督の初期3作品を一挙上映。『ダリオ・アルジェント 動物3部作』
『サスペリア』『ゾンビ』『フェノミナ』等に携わり、現在もなお活動する“ホラー映画のマエストロ”、ダリオ・アルジェントの初期作品、通称「動物3部作」が11月8日より新宿シネマカリテ、菊川Stranger ほかにて公開される。「動物3部作」(アニマル・トリロジー)の由来は、いずれも英語タイトルに動物の名前が含まれているから。
1969年製作の監督1作目『歓びの毒牙』(英題:The Bird With The Crystal Plumage)は、イタリアを旅行しているアメリカ人作家が主人公。事件を目撃した彼の回想が克明に描かれ、見ているこちらもまるで彼の行動を追体験しているような気持になる。ど...