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カーラ・トーマス&ザ・メンフィス・オールスター・レビュー 60年代メンフィス・ソウルを代表する“クイーン”が、最高峰のメンバーと共に来日
フジロック・フェスティバル‘18でも大好評を博したカーラ・トーマス&ザ・メンフィス・オールスター・レビュー。その単独公演が東京・ビルボードライブ東京(7月30日と31日)、大阪・ビルボードライブ大阪(8月2日)にて開催された。
「クイーン・オブ・ソウル」といえばいつの間にかアレサ・フランクリン(これを書いているとき、危篤との報が入った)に与えられた称号のようになってしまったが、1960年代当時のアレサの呼び名は、ぼくが後追いして知った限りでは「レディ・ソウル」(ソウルの貴婦人)であった。では「クイーン」は誰だったのか。カーラ・トーマスにほかならない。
ソロ・アルバムのタイトルが『ザ・クイ...
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SOLEIL(ソレイユ)/さよなら14歳、こんにちは15歳。マージ―ビートの妖精が代々木に降臨、9月発売の新作アルバム(モノーラル)からの曲も交えて超満員オーディエンスの心を射抜く
今年3月21日、ファースト・アルバム『My Name is SOLEIL』でCDメジャー・デビュー(モノーラル録音)。そして7月4日には同作が待望のLPレコード化(モノーラル録音)。モノーラルの道をひた走るSOLEIL(ソレイユ)が7月29日、代々木Zher the ZOOにて「SOLEIL「さよなら14歳」バースデーライブ」を開催した。
SOLEILは2017年に発足したユニットで、メンバーは、ヴォーカル&グロッケン(鉄琴)のそれいゆ、ギターの中森泰弘(ヒックスヴィル、ましまろ)、ベース&プロデュースのサリー久保田(元ザ・ファントムギフト、les 5-4-3-2-1)の3人。今年3月2...