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カーラ・トーマス&ザ・メンフィス・オールスター・レビュー 60年代メンフィス・ソウルを代表する“クイーン”が、最高峰のメンバーと共に来日
フジロック・フェスティバル‘18でも大好評を博したカーラ・トーマス&ザ・メンフィス・オールスター・レビュー。その単独公演が東京・ビルボードライブ東京(7月30日と31日)、大阪・ビルボードライブ大阪(8月2日)にて開催された。
「クイーン・オブ・ソウル」といえばいつの間にかアレサ・フランクリン(これを書いているとき、危篤との報が入った)に与えられた称号のようになってしまったが、1960年代当時のアレサの呼び名は、ぼくが後追いして知った限りでは「レディ・ソウル」(ソウルの貴婦人)であった。では「クイーン」は誰だったのか。カーラ・トーマスにほかならない。
ソロ・アルバムのタイトルが『ザ・クイ...