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【HiVi夏のベストバイ2021】アクセサリー部門
アザーコンポーネンツと区別し、電源回路を持たないさまざまな製品をランキングするのが本部門。もっとも多様な製品が並ぶ部門でもある。リリースする製品がことごとく高く評価されてきたユキム・スーパー・オーディオ・アクセサリーのPNA-RCA01がベストワンを獲得。4位のパナソニックSH-UPX01に通じる、ノイズ対策製品だ
第1位:ユキム・スーパー・オーディオ・アクセサリー PNA-RCA01
¥45,000+税
RCAプラグ型のノイズ吸収アクセサリー「プラグ・ノイズ・アブソーバー」。抵抗短絡型ではなく、コンデンサーと抵抗の直列回路にて高周波ノイズを吸収し、また真鍮削り出しのプラグ部にて消耗させ...
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【HiVi夏のベストバイ2021】アザーコンポーネンツ部門
ここまでの選考のどこにも属さないコンポーネントを「アザーコンポーネンツ」として選出する。「冬のベストバイ」に続き、ベストワンとなったのはエアパルスのアクティブスピーカー。ただし、製品は異なりA300Proからさらに価格を抑えたA100 BT5.0。そのコストパフォーマンスの高さから、「ベストバイ」で推すならばこちら、と票が集まった結果であると言える
第1位:エアパルス A100 BT5.0
オープン価格(実勢価格10万8,900円前後、ペア)
大ヒットを続けるA80の兄機となるTI製デジタルアンプを積んだBluetooth5.0対応アクティブスピーカー。A80の11.5cmウーファーにた...
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【HiVi夏のベストバイ2021】スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉
第1位:エラック VELA FS408
¥850,000(ペア)+税
近年評価を上げているエラックの新作スピーカー。初めて本モデルを聴いた時のインパクトは鮮明に覚えている。エラック伝統のJET Ⅴトゥイーターと、180mmダブルウーファーを搭載し、幅広い周波数特性を確保。キャビネットの付帯音も上手にコントロールしている。分解能が高く、前へグイグイと飛び出す圧倒的なサウンドには強い感銘を受けた。この価格帯のスピーカーでFS408は傑作モデルであると思う。(土方)
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第2位:ソナス・ファベール Sonetto VIII
¥900,000(ペア)+税
イ...
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【HiVi夏のベストバイ2021】スピーカー部門(4)〈ペア40万円以上70万円未満〉
第1位:クリプトン KX-5PX
¥498,000(ペア)+税
KX-5シリーズはクリプトンの、といわず今ではもう日本のというほうが適切かもしれない秀作スピーカーだ。10年以上前のKX-5からスタートして、KX-5P、さらにこのKX-5PXと代を重ね、定評を築き上げた。フロア型のKX-1000Pを別にすれば、これが同社の最高級機。パルプコーンウーファーをはじめ、堅実を絵に描いたようなシステムだが、すこぶる反応が速いうえに暖かく居心地のいい音を聴かせる。バイワイヤリングも試したい。(高津)
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第2位:エラック Solano FS287
¥460,00...
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【HiVi夏のベストバイ2021】スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉
第1位:エラック Solano BS283
¥240,000(ペア)+税
※スタンド別売り
スペイン語で『風』を意味するエラックのニューラインナップのブックシェルフ型。無垢のアルミ製ベースの上にエンクロージャーをマウントする手法を上位機から継承。ウーファーはこのクラスとしては異例のアルミダイキャストフレームという堅牢な仕様。トゥイーターはお馴染みJET V。闊達な鳴りっぷりと高分解能なサウンドで、おそらく回折現象の制御もよくできているのだろう、音場感が見事に立体的に展開する。(小原)
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第2位:ソナス・ファベール Lumina III
¥250,0...
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【HiVi夏のベストバイ2021】スピーカー部門(2)〈ペア10万円以上20万円未満〉
第1位:クリプトン KX-0.5 II
¥195,000(ペア)+税
これまでのKX-0.5へは「◎」を投じていたが、今回のKX-0.5Ⅱは文句なしのベストワン「☆」とした。ユニットもエンクロージャーも同じだが、配線材含むネットワークを全面的に変更し、同時にバイワイヤリングにも対応。そこまですればサウンド的には新設計も同然だ。同社バイワイヤリング用スピーカーケーブルSC-HR2000を用いての音は、有機的なつながり感の驚くばかりのパフォーマンス。「Made in Japan」の名品の誕生だ。(亀山)
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第2位:モニターオーディオ Bronze 50...
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クリプトンのロングセラーモデルが「1.5」に進化。バイワイヤリング接続が効く!
「Made in Japan」の上質なモノづくりという明確なコンセプトを掲げ、その品質の高さから熱心なオーディオファンを中心に根強い支持を得ているクリプトン。特にスピーカーについては、日本ビクターでいくつもの銘器を手がけた名匠、渡邉勝氏を迎い入れ、充実したラインナップを構築している。
ここで取り上げるKX-1.5は、コストパフォーマンスに優れたロングセラーモデル、KX-1の後継となる注目のモデルだ。昨年製品化された弟機、KX-0.5で開発したカーボンポリプロピレン(CPP)振動板のウーファーや、上位モデルのKX-3シリーズで培ったエンクロージャー、内部の吸音材のノウハウなど、これまでの製...
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【HiVi冬のベストバイ2020】アクセサリー部門
アザーコンポーネンツと区別し、電源回路を持たないさまざまな製品をランキングするのが本部門。もっとも多様な製品が並ぶ部門でもある。ベストワンとなったASB-2 ionは前回ベストワンであったASB-1の上位グレード品。2位のPB-HR1500は定番のクリプトン製電源ボックスの新製品だ
第1位:ユキム・スーパー・オーディオ・アクセサリー ASB-2 ion
¥19,500+税
前回の部門1位のASB-1はコロナ放電による静電気除去能力が高く評価された。そして本機は、プラスとマイナスのイオン放射機能も内蔵し、その効果を格段に高めた。しかし読者の皆さんには胡散臭くもあろうか……。そもそも僕はコロ...
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【HiVi冬のベストバイ2020】アザーコンポーネンツ部門
ここまでの選考のどこにも属さないコンポーネントを「アザーコンポーネンツ」として選出する。テクニクスの一体型オールインワンスピーカーSC-C70MK2、ならびにエアパルスのDAC内蔵アクティブスピーカーA300 Proが同点でベストワン。どちらも現代の需要に合わせた新しい製品企画によって生まれたと言える製品だ
第1位:テクニクス SC-C70MK2
¥100,000+税
CDディスクドライブを搭載した“プレミアム・コンパクトステレオシステム”の最新版。PWM型デジタルアンプで高域、低域やサブウーファーを個別に駆動するマルチアンプ方式。トゥイーターは音響レンズ部を改良して指向性を広げている。...