「森田想」主演作『わたしの見ている世界が全て』がいよいよ公開。「演じている時は、気づけないもどかしさが強かったです」
頭脳明晰で、やり手、ベンチャー企業でバリバリと働く女性。しかし、そんな彼女には大きな弱点があった……。近年話題作への出演が続く森田想が挑むのは、人の心を感じるのが苦手な自己中心的な性格の遥風。ここではその森田にインタビューを実施。役作りの苦労について話を聞いた。
――よろしくお願いします。今回演じられた遥風は、なかなかにすごい女性でした。
ありがとうございます。かなり強めな印象の女性でしたね。撮影していた時は、結構ナチュラルに演じていたので、キャラクターとしてどういう感じになるんだろうという不安はありました。ただ、初号を観た時に、結構いい感じに嫌なニュアンスもありつつ、いかにも現代にいそ...