映画『わたしの見ている世界が全て』が公開。「個人主義の人って最終的にどこに行き着くんだろう」という観察者の目線で観てほしい
映画『わたしの見ている世界が全て』公開記念舞台挨拶が4月1日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行なわれ、主演の森田想、共演の中崎敏、熊野善啓、メガホンをとった佐近圭太郎監督が登壇した。
家族と価値観が合わず、大学進学を機に実家を飛び出しベンチャー企業で活躍していた遥風だったが、目標達成のためには手段を選ばない性格が災いし、パワハラを理由に退職に追い込まれる。復讐心に燃える遥風は、自ら事業を立ち上げて見返そうとするが資金の工面に苦戦。そんな中、母の訃報をきかっけに実家に戻った遥風は、3兄妹に実家を売って現金化することを提案するが断固反対され、それでも野望に燃える遥風は家族を実家から追い...