オノセイゲンさん選曲・マスタリングのSACD『音色の彷彿(ねいろのほうふつ)Jazz, Bossa and Reflections Vol.1』を
女性音楽家たちと我が家のオーディオでじっくり聴いてみました!
筆者:山本浩司
我が国を代表する録音/マスタリング・エンジニアであるオノセイゲンさん。彼がコンパイルし、マスタリングを行なったSACD『音色の彷彿(ねいろのほうふつ)Jazz, Bossa and Reflections Vol.1』が昨年11月に発売された(CDとのハイブリッド盤)。
本作は、「ヴァ-ヴ」「フィリップス・ブラジル」の両レーベルから発売されたジャズとボサノヴァの名盤から選曲した全25曲が収録されているが(CD層は全17曲)、興味深いのは「作曲家、ギタリスト」オノセイゲンが1990年代に演奏した2曲がSACD層の掉尾を飾っていることだ。
セイゲンさんによると、「ヴァーヴ」ジ...