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伝説の撮影監督カルロ・ディ・パルマの生涯を通して、イタリア映画黄金時代を追体験できるドキュメンタリー映画「水と砂糖のように」、11月30日より公開
ヨーロッパ映画賞にその名を遺す撮影監督「カルロ・ディ・パルマ」。イタリア映画の黄金時代を牽引した天才たちの一人として、その人生を、その仕事を、ドキュメンタリーとしてまとめた映画「水と砂糖のように」が、11月30日より東京都写真美術館ホールほかにて公開される。
彼の映画人生は、わずか15才で初めて参加した「郵便配達人は二度ベルを鳴らす」(1942)から始まり、以後、さまざまな名監督・巨匠とのコラボを通じて、生涯で100本以上もの作品を残している。
本作では、彼が撮影した、ロッセリーニ、ヴィスコンティ、デ・シーカ、ジェルミ、アントニオーニ、スコラ、ベルトリッチ、アレンなどの25作品の一部も挿...