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フィリピンの再貧困エリアで暮らす子供たちを捉えた、約8年間の記録。『子どもの瞳をみつめて』公開へ
初版『YIELD(英題)』は、2018年のフィリピン映画芸術科学アカデミー賞で最優秀ドキュメンタリー賞と最優秀編集賞、フィリピン映画批評家協会賞で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。4月29日から新宿 K’s cinemaにてロードショーされる『子どもの瞳をみつめて』は、そこに編集を加えた最終版となる。小川プロにも所属した監督の瓜生敏彦、彼の右腕であり本作が(共同)監督デビューとなるビクター・タガロが撮影してきた8年以上もの映像が注ぎ込まれた一作だ。
クローズアップされるのは、フィリピンの最貧困エリアでゴミ集積所のパヤタス地区に暮らす9人の子供たち。子供と言えばキャッキャキャッキャと飛び回り...