映画『じっちゃ!』がいよいよ全国で公開。東京での初日舞台舞拶で中村静香は、「生まれ育った場所だけが故郷ではない、心の故郷を感じてほしい」とコメント
四季折々の青森・つがる市の風景を舞台に、東京からIターン移住した孫娘と、市内でメロン農家を営む祖父の絆を描くヒューマンコメディ『じっちゃ!』。10月31日に、初日舞台挨拶を開催した。
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会場満席のなか、キャスト・監督が登壇。最初に簡単な挨拶後、トークが展開された。
最初に物語の着想について聞かれた千村監督は、「つがる市は10年来、お世話になっている街なのですが、映画を作らないかというお話をいただいて、家族の物語を作ろうと思いました。僕自身、田舎に帰ると言えるところがなく、子どもの頃、友達が「田舎に帰る」とか「新潟に行く」「名古屋に帰る」とか言っているのを羨ましいなと思ったことがあり...