角川大映スタジオに、劇場用のドルビーアトモス対応ステージが完成。国内外で上映される様々なコンテンツでの活用に期待
東京・調布の角川大映スタジオでは、新たに劇場用Dolby Atmos(ドルビーアトモス)対応ダビングステージの運用を開始した。ダビングステージとは、編集を終えた映像を実際の視聴環境に近い状態で再生しながら、音の最終調整を行うスタジオのことで、映画のミックス作業のために設計されたダビングステージは実際の映画館のような作りになっている。
読者諸氏もご存知の通り、ドルビーアトモスとは従来の5.1chや7.1chに加え、天井(トップ)スピーカーをサラウンド再生用に加えることで、音が上下左右、あらゆる方向から聞こえる立体的な音場を作り出すことができる規格だ。また、音声トラックをオブジェクトとして扱...