ユージュアル・サスペクツ【世界映画Hakken伝 from HiVi】
コカイン取引現場で密輸船が謎の大爆発を起こし、27人が死亡、大量のコカインと大金が忽然と消えた。捜査本部は生き残った男を尋問するが、謎は深まるばかり。いったい真実は何処に?タイトルは「常連の容疑者たち」という意味(※)。米雑誌スパイ(1986から98年にかけて刊行。米国のマスコミ/エンタメ業界を皮肉るユーモア誌)に掲載されたコラム『ユージュアル・サスペクツ』を読んだ監督ブライアン・シンガーと脚本家クリストファー・マッカリーが、5人の犯罪者が警察の面通しで出会うイメージからプロットを創出している。
私の監督作についてだが、映像やサウンドの造形や構築は、スティーヴン・スピルバーグ、デヴィッド...