「SOLEIL(ソレイユ)」 あれ、何故か目から水が……。キュートなヴォーカル+60’s ガールポップをとことん追求したサウンドで人気上昇途中にあったバンドがラスト・コンサートを開催、オーディエンスを“永遠の魔法”にかける
ある者は夢と呼び、またある者は魔法と呼ぶ。そして私は桃源郷と呼びたい。
だが現実というものはいつだって甘くない。魔法に浸れば浸るほどそれから醒めた後がつらくなる。そうわかっていても聴かずにはいられない、見ずにはいられない、磁石なみに強力な存在。それがSOLEIL(ソレイユ)だ。
12月22日、東京・渋谷“Veats Shibuya”(9月20日オープン)で“SOLEIL LAST CHRISTMAS CONCERT”が開催された。10月10日に発令された“SOLEIL活動休止のお知らせ”から、本当にあっという間の2ヵ月あまりだった。メンバーはヴォーカル&グロッケン&小道具のそれいゆ、ベー...