注目女優「吉田伶香」の主演作『こわれること いきること』がいよいよ公開。「自分の想いと違っても、受け入れることも一つの正解なのかなと思います」
震災で家族を亡くし、ただ1人生き残ってしまった少女の生きざまを通して、生きること、人と関わることの大切さを描いた注目作『こわれること いきること』が、舞台となった福島での先行上映を経て、全国(順次)公開を迎えた。主演・河合遥を演じたのは、ドラマ・CMなどで活躍している吉田伶香。心を閉ざしてしまった少女の成長を、繊細な芝居で見事に表現している。ここではその吉田にインタビューを実施。当時を振り返ってもらった。
――よろしくお願いします。まずは、出演しての感想をお願いします。
重いテーマを描いた作品ですし、役どころも難しいものでしたので、当初は、演じきれるのかなという不安はすごく大きかったです...