LINNジャパンから、新製品のパッシブスピーカーが発表された。どちらも10月の発売を予定している。サプライチェーンの事情により「AKUBARIK-P」「AKUDORIK-P」「MAJIK」スピーカー以来不在となっていた、待望のパッシブスピーカーの登場となる。

●3ウェイ3スピーカー:150 ¥1,485,000(ペア、税込)
●2ウェイ2スピーカー:119 ¥660,000(ペア、税込)

画像1: リンジャパンから、待望のパッシブスピーカーが2モデル発売決定! SELEKT DSM モジュラーシステムもリニューアルして登場

 トールボーイスピーカーの150は、3ウェイ・バスレフ型、ブックシェルフスピーカーの119は、2ウェイ・バスレフ型で、「360」の経験を凝縮させたハイパフォーマンススピーカーとのことだ。

 ミッド、バス用のユニットには、セラミックファイバーでコーティングされた軽量・高剛性ペーパーコーンを採用。俊敏なレスポンス、大型フェライトマグネット採用のロングスロー設計により、深くそして風のように軽々と伸びる低音再生を実現している。

 トゥイーターは新採用の19.55mm Sonomexドーム型で、リニアな特性と良好なディスパージョンを叶えてくれる。ボイスコイルは磁性流体(ferrofluid)の中を動作し、マグネットギャップ間での優れたセンタリング、高い放熱効果、適切なダンピングを実現。可聴帯域外までクリアーに伸びるシルキーでオープンな音楽再生が楽しめるそうだ。

 本体は経年変化による狂いを避けるため、MDF材の両面に突板仕上げを施こしている。ナチュラルな天然木仕上げのウォルナットとオーク、シックな塗装仕上げのサテンブラック、ホワイトをラインナップし、リビングにも専用ルームにもマッチするだろう。両モデルとも、スピーカー端子はバナナプラグ専用(150は3対、119は2対)となっている。

 また今回、SELEKT DSM モジュラーシステムの新製品として「SELEKT DSM : Classic Hub」も発売される。2018年に発売されたオリジナルモデルから、音質、外観、操作フィールのすべてをレベルアップさせるべく、リニューアルが行われている。

画像2: リンジャパンから、待望のパッシブスピーカーが2モデル発売決定! SELEKT DSM モジュラーシステムもリニューアルして登場

SELEKT DSM-CK ネットワークプレーヤー ¥1,980,000(税込)
 ●内容:Katalyst DAC module、Stereo Line output module
SELEKT DSM-CKA ネットワークプレーヤー+プリメインアンプ ¥1,980,000(税込)
 ●内容:Katalyst DAC module、Stereo Power output module
SELEKT DSM-CS ネットワークプレーヤー ¥1,705,000(税込)
 ●内容:Standard DAC module、Stereo Line output module
SELEKT DSM-CSA ネットワークプレーヤー+プリメインアンプ ¥1,705,000(税込)
 ●内容:Standard DAC module、Stereo Power output module
SELEKTDSM:ClassicHub/1 ¥1,540,000(税込)
 ●内容:モジュール未搭載、本体のみSystem Hub

 DSM シリーズのシンボルとなったダイヤル部のスムーズな操作感、100ステップのボリュウム表示LED部をブラッシュアップ。PIN機能をサポートする6つのスマートボタンも高精度パーツにグレードアップした。ディスプレイエリアは従来モデルの2倍の面積となる「KLIMAX DSM/3」と同じTFTパネルを装備している。

 また上位モデルの「Edition Hub」と同一の回路基板を採用することで、明確な音質アップグレードを実現。ヘッドホン出力端子とサブウーファー出力端子がEdition Hubと同じく標準装備されている。

 剛性を増したエンクロージャーは、高い塗装強度とシックな美しさを併せ持つパウダーコーティングによるブラックとシルバーから選べるようになっている。

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