スマートフォンの動画機能が高度化するなか、家庭用ビデオレコーダーの存在意義が問われ、新製品のリリースが減少。注目すべき製品が登場せず、本ランキングも前回/前々回同様の結果となっている。その反面、YouTubeやVlog制作向けに、スチルカメラをベースに動画撮影機能を強化した製品は盛んにリリースされている
第1位：パナソニック HC-X1500
オープン価格（実勢価格20万円前後）
家庭用4Kカメラレコーダーのトップモデル。解像力が高く暗部階調や色再現にも優れた描写力で応えてくれる。内蔵のバッテリーで長時間録画が可能なこともユーザーには嬉しい。アダプターを使えば外部マイクによるハイレゾ録音が行なえる優れものだ（潮）
第2位：パナソニック DC-S1
オープン価格（実勢価格31万4.000円前後、ボディのみ）
フルサイズセンサーのミラーレス一眼。レンズマウントはライカL規格で51.6mm内径。むろん静止画も撮れるが、当機の本命は動画撮影。この形態のカメラでは世界初の4K/60p記録を実現したプロ仕様だ。高速度読み出しセンサーの鮮麗画質や動き対応精度が見もの（高津）
第3位：ソニー FDR-AX700
オープン価格（実勢価格20万円前後）
今やスマホのカメラ機能に押されて風前の灯火のビデオカメラだが、専用に設計されたモデルの質感豊かな画質やさまざまな撮影に使えるユーティリティ性能は大きな差がある。本機は4K撮影に加え、HLG規格の撮影にも対応するなど、現時点でも優れた性能を持つ（鳥居）
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