アクティブスピーカー部門1（ペアもしくは単品 10万円未満 [税込11万円未満] ）第1位 エラック DCB-41【HiVi冬のベストバイ2023 特設サイト】

現存する小型アクティブ型スピーカーのなかで、トップクラスの音質を持ち、さらに入力インターフェイスがもの凄く多い。ARC対応HDMI、USB Type B、光デジタル、RCA端子、Bluetooth受信、さらにMM対応フォノ入力もある。ワイヤードとワイヤレスにてネットワーク関連を除く、ほとんどあらゆる機器との接続が可能だ。「高品位、緻密、細かなグラデーション」が旗印のエラックサウンドがしっかり聴けるのも大きな魅力。

多彩なプログラムソースに応えてくれる2ウェイ構成のパワード（アンプ内蔵）スピーカー。ARCに対応したHDMI端子をはじめ、USB Type B入力、さらにはフォノ入力にも切り替わるRCAのアナログ端子まで装備している。演出感がなく聴きやすいバランスに仕上げられているが、低音エンハンサー機能「X Bass」をオンにしても、低域にかけて無理をした感じのない正統的なサウンドが楽しめる。

アクティブスピーカーは数あれど、USB DAC機能からBluetooth、HDMI ARC、なおかつMM対応フォノイコライザーまで内蔵しているモデルとなると、本機以外には全世界を見渡しても見当たらない。まさしくオールインワンの頼もしく小さな巨人だ。

Debutシリーズに属する安価なアクティブスピーカー。けれど驚く充実仕様。HDMI（ARC）対応をはじめ、アナログのMMフォノアンプ内蔵、USB DAC機能もむろんあり。これらの装備は片側のスピーカー内に集約されているが、スイッチでL/Rの切り替えが可能など、嬉しい特徴をもつ。決め手はそして、実に見事な音のまとまりだ。

コンパクトなサイズながら、HDMI（ARC）やUSB Type B、フォノ入力（MM）にも対応するアナログ入力まで備え、薄型テレビやオーディオコンポなどと自在に接続する多機能性を備える。ここまで盛り込むと音質への影響も気になるが、情報量豊かな音を溌剌とした表情で鳴らしてくれる。まさに「現代的」アクティブスピーカーの理想形だ。

ドイツの人気スピーカーメーカー・エラックが発売したDCB-41は、50W×2出力のD級アンプを内蔵し、HDMI、USB、Bluetooth、LINE兼Phonoなど入力も多彩だ。要するに本機は、使い勝手と音質に優れている小型のアンプ内蔵スピーカーという貴重な存在であり、このようなモデルの登場はオーディオという趣味を少々マニアックに感じる巷の人たちが新しい扉を開く起爆剤となるかもしれないインパクトがあるように思う。

Hi-Fiスピーカーブランドの老舗、ドイツのエラックが手がけた話題のアクティブスピーカー。テレビ接続用のARC対応HDMI端子、PC接続用のUSB Type-B端子（最大96kHz/24ビットまで）、を備え、aptX対応のBluetooth接続までサポートしている。解像力をアピールするタイプではないが、よく弾み、躍動するサウンドが楽しい。X Bass機能は「オン」がお勧め。

HDMI ARC端子を用意してテレビとの連携を果たし、フォノ入力まで備えたマルチパーパスなアクティブスピーカー。音調はとてもスムーズで聴きやすい。音量を落として聴いても音楽の本質がきちんと伝わってくる。これぞベストバイ。同価格帯のサウンドバーよりも筆者は断然本機を推す。