フォステクスカンパニーから、Bluetooth&USB接続に対応したデスクトップスピーカー「PM0.3BD」が6月下旬に発売される。市場想定売価は¥38,500(ペア、税込)。

 PM0.3BDはBluetoothやUSB DACを内蔵したアクティブスピーカー。PCオーディオのリスニングや動画配信のモニターなど、アプリケーションに合わせて音質を切り替えられる「MUSIC/VOICE」のモード切り替え機能を搭載、さらにDSPによる緻密な調整を施すことで、PC音源やサブスク音楽・動画を始めエンタメからゲームまで、デスクトップで迫力あるサウンド空間を提供してくれる。

画像: フォステクス、Bluetooth&USB接続アクティブスピーカー「PM0.3BD」を6月下旬に発売。内蔵USB DACは最大96kHz/24ビットに対応

 その主な特長は以下の通り。

●音源の種類に応じた音質を切り替え可能な「MUSIC/VOICE」モードスイッチを搭載。MUSICモードはPCオーディオやスマートフォンでのリスニング、DTMなどに適した音質で、VOICEモードはインターネット配信でのナレーションなど声を中心としたモニターに適した音質としている。
●デジタル(Bluetooth/USB Type-C)とアナログ(3.5mm)入力に対応。
●新設計の75 mmグラスファイバー振動板ウーファーと19 mmシルク・ソフトドーム型トゥイーターを搭載。DSPによる緻密な音質調整と相まって量感溢れる低域から張りのある中域、伸びやかな高域まで、ハイレゾ音源に対応する高品位なサウンドを提供。
●エンクロージャーは自然な響きを生む木製を採用。アクティブスピーカー(右)はエンクロージャーとアンプ部を分離構造とすることで、エンクロージャー内部の音による回路部品の不要な空気振動を遮断し、15W×2のデジタルアンプの性能をフルに引き出す構造を採用。パッシブスピーカー(左)も同様の分離構造により左右のエンクロージャーを同容積とすることで、内容積差に起因する音質の差異を抑制している。
●ボリュウム調整や入力ソース選択が前面で可能。
●アクティブ・サブウーファーの「PM-SUB mini2」などを簡単に接続できる専用端子を装備。
●無音状態が15分続いた場合に消費電力を低減する省電力モードを装備。省電力モードは背面スイッチでON/OFF可能。

画像: 背面の様子。写真の左側がパッシブタイプで、右側がアクティブタイプ。L.R間は付属ケーブルで接続する

背面の様子。写真の左側がパッシブタイプで、右側がアクティブタイプ。L.R間は付属ケーブルで接続する

 またPM0.3BDで使用可能な、長さ3mのワンタッチスピーカーケーブル「ET-PM3.0SP」(市場想定価格¥1,980、税込)も今秋発売される。こちらは付属の1.5mケーブルよりももっと長いケーブルが欲しいというユーザーの声に応えて発売されるアクセサリーとのことだ。

「PM0.3BD」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ、アクティブ型
●使用ユニット:75mmコーン型ウーファー、19mmソフトドーム型トゥイーター
●アンプ出力:15W×2
●再生周波数特性:100Hz〜40kHz
●通信方式:Bluetooth標準規格Ver.5.0
●Bluetooth対応コーデック:SBC、AAC
●USB端子サンプリング周波数/ビット数:44.1、48、88.2、96kHz/16、24ビット
●寸法/質量:W110×H212×D133mm/3.4kg(質量は1ペアぶん)
※付属品:AC電源アダプター、ワンタッチスピーカーケーブル(1.5 m)、 USBケーブル(Type-A to Type-C、1.5 m)、ステレオミニ to RCAピン変換ケーブル(1 m)

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