アキュフェーズでは、来る9月21日受注分から、同社の一部製品の価格を改定する。

 昨今の世界的な諸物価高騰は、オーディオ機器にも大きな影響を与えている。アキュフェーズでも従来の価格を維持すべく様々な努力を続けてきたが、値上がりした原材料費が下がるという期待も難しい状況となり、やむを得ず販売価格の見直しを行うことになったという。

 価格改定の対象となる製品と新価格(税込)は以下の通り。

2022年9月21日(水)注文分からの新価格(税込)

●パワーアンプ:
 A-75 ¥1,430,000
 A-48 ¥825,000
●プリアンプ:
 C-3900 ¥2,200,000
 C-2900 ¥1,540,000
●フォノアンプ:C-47 ¥715,000
●SACD/CDトランスポート・プレーヤー:
 DP-1000 ¥1,430,000
 DP-750 ¥1,397,000
 DP-570 ¥748,000
 DP-450 ¥429,000
●デジタルプロセッサー:DC-1000 ¥1,430,000
●プリメインアンプ:
 E-800 ¥1,133,000
 E-650 ¥836,000
 E-5000 ¥1,045,000
 E-380 ¥528,000
 E-280 ¥396,000
●FMステレオチューナー:T-1200 ¥440,000
●チャンネルディバイダー:DF-65 ¥935,000
●ヴォイシングイコライザー:DG-68 ¥979,000
●デジタル入力ボード:DAC-60 ¥99,000
※その他の製品やオーディオ・ケーブル全種類は価格据え置き

 弊社では過去に一度だけ、創業時の3機種「P-300」「C-200」「T-100」で価格を改定したことがあったが、その後は発売時の価格を堅守していた。現在の情勢はそれくらい物作りに厳しいということだろう。なお今回の改定価格の上昇率は一律ではなく、必要な値上げに留めるべく、1機種ずつ細かく検討されている。

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