9月20日発売のアナログレコードに続き、今月はハイブリッド盤SACD「安全地帯ベスト」がリリースされます。今回は新たに8曲をプラス、一般のCDプレーヤーでもその高音質を楽しめるハイブリッド盤といたしました。発売は10月19日、ステレオサウンドより発売となります。
「ワインレッドの心」「恋の予感」「夏の終りのハーモニー」をはじめ、安全地帯の名曲10曲に加えて、「じれったい」「マスカレード」「I Love Youからはじめよう」など、ライブ会場を熱狂の渦に巻き込んできたナンバーを加えた全18曲構成のこの作品は、バンドとしての安全地帯、そしてソロアーティスト玉置浩二の音楽活動において、ファンダメンタルといえる1枚です。
収録曲
1. To me
2. ワインレッドの心
3. Friend
4. 夏の終りのハーモニー
5. 夢のつづき
6. 恋の予感
7. あなたに
8. 悲しみにさよなら
9. 碧い瞳のエリス
10. 朝の陽ざしに君がいて
11. あの頃へ
12. 好きさ
13. じれったい
14. マスカレード
15. Juliet
16. 月に濡れたふたり
17. I Love Youからはじめよう
18. メロディー
もちろんその音質には徹底的にこだわりました。アナログLPレコード製作時と同様、ユニバーサルミュージックの積極的なご協力をいただき、全曲マスター素材を用意。日本コロムビアの名エンジニア武沢茂の手によって、録音当時のマスターに込められた音楽のエッセンスを余すことなく引き出すことに成功しています。制作の現場に立ち会ていただいたオーディオ評論家の黛健司氏は、その時の様子を「安全地帯のサウンドが30有余年の眠りから目覚め」た、と、ライナーノーツの中で語っています。
アナログマスターテープの再生に用いられたのは、1970年代から90年代にかけて、各地のスタジオで多用されていたスチューダーのテープデッキA80とA820。マスタリングを行なった日本コロムビアのスタジオでは、フルにメインテナンスされ最良のコンディションを保つ2台が現在も稼働しており、今回はマスターテープの種類によってこの2台が使い分けられました。幅4分の1インチ・再生速度38cm/秒のものがA80で、幅2分の1インチ・再生速度76cm/秒のものがA820で再生されDSD化されています。
全18曲のうち、デジタルマスターとなる4曲は、日本コロムビアの高精度なORTマスタリング技術と共にDSD化されました。
ハイブリッドSACD「安全地帯ベスト」は、いよいよ10月19日(土)の発売。予約は、本日より全国のオーディオ機器販売店、ステレオサウンドストアにて承っています。また日本各地で開催されているイベントや試聴会でも、そのサウンドをお楽しみいただくことができます。ぜひ、今まで聴いたことのない「安全地帯」をご体験ください。
Stereo Sound ORIGINAL SELECTION Vol.3 「安全地帯」 (SACD/CD) SSMS-028
■価格:4,950円(税込) ■発売日:2019年10月19日 ■品番:SSMS-028
■仕様:SACD/CDハイブリッド盤、プラケース仕様