映画『頭痛が痛い』が待望の公開。「ドロ臭く、必死に生きることと向き合う姿を見てほしい」(阿部)、「映画を観ていろいろと考えてほしい」(せとら)
ぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード2020で審査員特別賞を受賞した『頭痛が痛い』が、6月3日より待望の公開を迎える。メガホンを執ったのは、本作が初監督作となる守田悠人。ともに映画初主演となる阿部百衣子とせとらえとを迎え、人の心の奥底に巣くう死にたさの衝動を、陰鬱とした雰囲気の中で映像化している。ここでは、阿部百衣子とせとらえとの二人に、出演した感想を聞いた。
――今日はよろしくお願いします。お二人とも映画初主演ということで、上映を迎える今の心境をお聞かせください。
せとらえと 撮影からは4年、ぴあフィルムフェスティバルで上映してからももう2年は経っているので、今の時代の状況によっ...