映画『祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-』がいよいよ公開。「日本人として忘れてはいけない事柄を描いています。多くの人に劇場に足を運んでほしい」(黒谷友香)
劇作家 田中千禾夫の戯曲を初めて実写映画化した『祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-』が、長崎での先行上映を経て、いよいよ東京でも8月20日(金)に公開されることとなった。主演は高島礼子と黒谷友香の二人。ともに戦争の、原爆の、心無い人からの傷を受けながらも、自らの信念に寄り添いながら次の世代への橋渡しを実現すべく、懸命に生きている。ここでは、忍役を演じた黒谷友香にインタビューした。
――映画『祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-』が一年の公開延期を経て、いよいよ公開を迎えます。今の心境を教えて下さい。
やっと皆さんに観ていただけます。無事に公開できることを喜んでおります。
――本作が完成した時の...