戸田真琴初監督作『永遠が通り過ぎていく』が、いよいよ4月1日より公開。「たくさんの方に届いてほしい」
戸田真琴の初監督作『永遠が通り過ぎていく』が、いよいよ4月1日より劇場公開されることが決まった。自伝的な3本の短編から構成され、情緒的な映像でまとめられた注目の作品。ここでは、自身で、監督・脚本・編集まで務めた戸田真琴に、作品に込めた想いをインタビューした。
――よろしくお願いします。一昨年発行のご自身の著書『あなたの孤独は美しい』(70ページ)の中にも“映画を撮りたい”と書かれていましたが、まずは、そう思ったきっかけを教えてください。
映画を撮りたいというのは、自分の人生の中における元からある願いなんです。ただそれも、憧れの気持ちから始まったものではなくて、私は好きな人に対して自分が見...