予測のつかないストーリ―と強烈なキャラクターたちが彩る映画『Cosmetic DNA』で、ひと際繊細な芝居を魅せた「川崎瑠奈」にインタビュー
ギラギラと焼け焦げた砂浜♪~と歌ったのは、先日ジャガー星に帰還したロック・ミュージシャンのJAGUAR。だとすればこの『Cosmetic DNA』はギラギラした青春の高熱粒子を降らせて空気を焦がしながら、映画の最初から最後まで疾走に次ぐ疾走を続ける逸品といえるだろう(10月9日から東京・K’s Cinemaほか全国順次公開)。
全役柄が強烈なキャラクターばかりといっても過言ではない内容だが、今回はアパレル店員・松井ユミを演じる川崎瑠奈(かわさき・るな)のインタビューをお届けしたい。わずか8歳でミュージカル・デビュー後、高校時代は演劇大会荒らしとして名を馳せ、劇団青年座の研究所で学んだこと...