【HiVi夏のベストバイ2024】コントロールアンプ部門（1）〈100万円未満[税込110万円未満]〉

コントロールアンプは、入力切り替えと音量調整が主たる機能の製品だが、パワーアンプを駆動するという役割も見逃せない。各部門で3位までのランキングは前回同様で、強力な製品が変わらずの支持を集めた。AVファンとしては「パススルー」「エクストラプリ」などと呼ばれる機能でAVセンターと両立させる使い方にご注目

第1位：ベンチマーク LA4

オープン価格（実勢価格62万7,000円前後）

DAC3 Bの優れた性能をフルに活かすために設計されたプリアンプ。0.5dB刻み256ステップの金接点コンタクトリレーを採用し、ボリュウムを操作するとカチカチと音がするのもユニーク。0.01Hz〜500kHz以上の広帯域特性を実現するなど圧倒的な性能を誇る（鳥居）

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第2位：ニュープライム AMG PRA

¥352,000 税込

ニュープライムの最上位アナログプリアンプ。実に音楽的エッセンスが濃い音だ。『エトレーヌ/情家みえ』からの「チーク・トウ・チーク」は伸びが良く、質感がクリアー。ピラミッド的な周波数特性で、音の粒子感が緻密だ。ヒューマンな音調と細やかな粒立ち感、そして豊かな音楽性こそ、本機の美質である（麻倉）

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第2位：イヤーメン CH-AMP

オープン価格（実勢価格27万5,000円前後）

本格的なオーディオコンポとして十分に通用するアナログプリアンプでありながら、高度なヘッドホンアンプでもある。音の勢い、鮮度の高さを保ちつつ、微小信号がフワッと浮き上がり、その場の空気感、気配が生々しい。電源部は、同社の単体DAC、TRADUTTOへの電源供給が可能（藤原）

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