リンジャパンから、同ブランドのフラッグシップスピーカー「360」が正式発表された。3月末にグラスゴーのリン本社での50周年記念式典でお披露目されたモデルが、遂に登場することになる。発売は6月の予定。

360-PWAB(Passive With Aktiv Bass) ¥11,550,000(税込、ペア)
360-EXAKT Integrated Aktiv ¥18,700,000(税込、ペア)
360 System(KLIMAX SYSTEM HUB+360-EXAKT) ¥20,900,000(税込、ペア)

画像: 本体上部の3ウェイ3スピーカーは、パッシブ型とアクティブ型をラインナップ

本体上部の3ウェイ3スピーカーは、パッシブ型とアクティブ型をラインナップ

 360は、2005年の ARTIKULAT System登場から数えると 18年間の長期にわたって販売されていた350シリーズから一新、現在の同社テクノロジーを凝縮させたスピーカーという。DSシリーズの誕生、EXAKTテクノロジーの開発を経て、リンの創設50周年の節目に相応しい製品となっている。

 基本構成となる360-PWABは3ウェイ3スピーカーで、搭載されるドライバーユニットは、19mmベリリウムドーム型トゥイーター、64mm薄膜カーボンドーム型ミッドレンジ、190mmアルミ/マグネシウムコーン型ウーファーというもの。これにアクティブサブウーファーとして220mmアルミ/マグネシウムコーン型ウーファー×2が加えられている。

 360-EXAKT Integrated Aktivは3ウェイスピーカーも内蔵アンプで駆動するシステムで、独自の「Space Optimisation +」による音響補正も使用可能となる。最上位ラインナップの360 Systemは360-EXAKRとKLIMAX SYSTEM HUBがセットになったものだ。

 サイズはW411×H1,141×D484mm、重さは70kg(どちらもスタンド含む)で、本体カラーはGlasgow Collection 3色(Clyde Built、Single Malt、Linn Heritage)とClassic Collection 2色(Piano Black、Alpine White)の5色に、カスタムカラーの指定も可能という。

画像: 220mmダブルウーファーはアクティブ型

220mmダブルウーファーはアクティブ型

 なお同社ではカートリッジ針交換の価格改訂も実施する。その詳細は以下の通り(すべて税込)。

EKSTATIK(¥1,210,000) 針交換価格:EKSTATIKから¥825,000、KANDIDから¥858,000
KANDID(¥825,000) 針交換価格:KANDIDから¥572,000、AKIVAから¥605,000
KENDO(¥605,000) 針交換価格:KENDOから¥418,000、AKIVAから¥440,000
KRYSTAL(¥308,000) 針交換価格:KRYSTALから¥209,000、KLYDEから¥231,000
KOIL(¥176,000) 針交換価格:KOILから¥121,000、ADIKTから¥137,500

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