トライオード(G507)
●製品ジャンル:真空管プリメインアンプ
●ブランド名:トライオード
●製品名:EVOLUTION
●価格:¥528,000(税込)
●発売時期:12月中旬
トライオードでは、本日付けで発表となった真空管プリメインアンプ「EVOLUTION」に注目したい。午前中には黒い布がかぶされていたが、午後1時よりの土方久明先生のイベント内冒頭で、その布が外され(アンベール)、来場したファンに初お披露目された。
本機は同社「TRV-88SER」の上位モデルとして開発されたそうで、KT88プッシュプルによって出力は40W+40Wを備え、デザインは「MUSASHI」同様にピアノブラック仕上げとなっている。また、管球式モデルとしては珍しいリモコン対応もポイントであり、電源ON、ボリューム、入力切替が遠隔操作可能となっている。
また、参考出品として、真空管プリメインアンプ「TRV-88XR」もひっそりと展示されていた。現行「TRV-88SER」の姉妹モデルとなるそうで、2022年初頭には発売予定という。特徴は、真空管のバイアス調整機能を搭載していることで、フロント左側にあるメーターを見ながら手動で調整できるようになっている。価格はTRV-88SERよりも数万円高くなるそうだ。
CSR(ソウルノート)(G508)
●製品ジャンル:パワーアンプ
●ブランド名:ソウルノート
●製品名:M-3
●価格:¥3,000,000(ペア、予価)
●発売時期:2022年3月予定
CSR(ソウルノート)では、開発担当者渾身(やりすぎたかも とか)のパワーアンプ「M-3」を参考展示。独自のタイプRサーキット(ディスクリート無帰還バランス回路)を採用しながらもシンプルさを突き詰めた仕様にまとめており、そこに強力な電源を搭載してクリアでパワフルな増幅を狙っているそうだ。入出力端子はそれぞれ1系統という割り切りぶりだ。
筐体の構造についてもそれは徹底されていて、回路系は筐体や電源部から独立した構造となっていて、製品設置時に回路系を止めているピンを抜くと、回路系はインシュレーターを介して直接、地面(接地面)と接することで、電源部などからの影響を排除できるという。
ロッキーインターナショナル(G509)
●製品ジャンル:スピーカー
●ブランド名:WHARFEDALE
●製品名:LINTON Heritage
●価格:¥330,000(ペア、スタンドセット、税込)
●発売時期:発売中
ロッキーインターナショナルでは、WHARFEDALE創業85周年を記念した「LINTON Heritage」に注目したい。初代のデザインを忠実に再現しながらも現代の技術を融合しているそうで、担当者曰く、「鳴らしやすいスピーカーなので、さまざまなアンプとの組み合わせがしやすい」とのことだ。
材料やデザインをスピーカーと揃えたスタンドのセット販売もあり、別々に購入するよりもお得になっている。スタンドの足の間のスペースには、アナログレコードを収納できるのも面白いだろう。
ディーアンドエムホールディングス(マランツ)(G510)
●製品ジャンル:スピーカー
●ブランド名:Bowers&Wilkins
●製品名:800 Series Diamond 801 D4/802 D4/803 D4/804 D4/805 D4
●価格:¥5,456,000(ペア、税込、801 D4)
¥4,356,000(ペア、税込、802 D4)
¥3,520,000(ペア、税込、803 D4)
¥2,002,000(ペア、税込、804 D4)
¥1,122,000(ペア、税込、805 D4)
●発売時期:発売中
ディーアンドエムホールディングス(マランツ)で注目なのは、今年ラインナップが刷新されたBowers&Wilkinsのスピーカーシステム「800 Series Diamond」のD4シリーズ。会場には「801 D4」「802 D4」「803 D4」「804 D4」「805 D4」が用意され、それぞれのモデルをじっくり聞ける独自の試聴イベントが組まれており(45分)、各イベントタイムは満席の盛況ぶりだった。
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