ソニーから、サウンドバーの新製品「HT-G700」が6月13日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥60,000前後。
![画像: サウンドバー「HT-G700」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2020/05/11/d2958cf9a852662979b6bb7ed538118c433d686a.jpg)
サウンドバー「HT-G700」
HT-G700は、別体のサブウーファー(SA-WG700)がセットになった2ピース・3.1ch仕様のサウンドバー。最新の3次元立体音響フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X」に対応した製品で、ラインナップとしては「HT-X9000F」の後継となるモデル。バー部分とサブウーファーはワイヤレス接続なので、面倒な配線不要で、コンパクトに設置できる。
本製品では、バー部分にセンタースピーカーを搭載したことで、セリフの定位感や明瞭度を向上させたのが特徴。バースピーカー部分の横幅は980mmへと拡大されており(X9000Fは930mm)、より大型化の進む家庭用ディスプレイとのマッチングも考慮されたデザインとなっているのも、特筆できるだろう。
![画像: バー部分は横幅980mmへ拡大](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2020/05/11/d92dd7825124a41a9b6e5844d00c495a9d6837db.jpg)
バー部分は横幅980mmへ拡大
本製品では、バーチャルサラウンド技術「VERTICAL SURROUND ENGINE」(高さ方向の音場を創造)や「S-FORCE PROフロントサラウンド」(左右方向の音場を拡張)のアルゴリズムを進化させることで、テレビ放送などの2chコンテンツの臨場感をさらに高めているという。搭載ユニットは45×100mmのフルレンジが3基となる。
HDMIは入出力角1系統搭載。HDCP2.2、2.3に加え、eARCにも対応するので、各種レコーダーやプレーヤ―からHDMI接続でTVを経由させた音声――リニアPCM7.1ch/5.1chを含む――を、本機で楽しむことができる。
![画像: 接続端子は、HDMI入力/出力、デジタル音声入力(光)を備える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2020/05/11/857e9c5184ff6524533ea56e7870aa069cd02330.jpg)
接続端子は、HDMI入力/出力、デジタル音声入力(光)を備える
なお、4K/60p(18Gbps)対応のHDMIケーブルが付属する。
サブウーファーは、160mm径のユニットを搭載したバスレフ仕様。実用最大出力は100Wとなる。画音同期調整は、0~120msまで、40msステップで行なえる。
![画像: サブウーファーはワイヤレス接続。160mmのユニットを搭載し、最大100Wの出力が可能だ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2020/05/11/f3b81d28dc61ef88a2fef1f11fe825d8ae8f54f7.jpg)
サブウーファーはワイヤレス接続。160mmのユニットを搭載し、最大100Wの出力が可能だ
HT-G700の主な仕様
スピーカー構成:3.1ch
ユニット:45×100mmフルレンジ×3
接続端子:HDMI入力×1、HDMI出力×1(eARC対応)、デジタル音声入力(光)×1
Bluetoothバージョン:5.0
Bluetoothコーデック:SBC、AAC
実用最大出力:400W(合計)
消費電力:45W(サウンドバー部)、20W(サブウーファー部)
寸法:W980×H64×D108mm(サウンドバー部)
W192×H387×D406mm(サブウーファー部)
質量:3.5kg(サウンドバー部)
7.5kg(サブウーファー部)