パナソニックは、2020年1月7日〜10日に、アメリカ・ラスベガスで開催される「CES 2020」に出展する。先程そのブース展示内容が発表されたので、お知らせしたい。

 今回のブースはくらしをアップデートしていく姿について「Immersive Experiences」「Smart Mobility」「Intelligent Living Spaces」の3つのエリアに分けて紹介していく。その主な内容は以下の通りだ。

 なおこれらの他に、有機ELテレビ「TX-65HZ2000」や完全ワイヤレスイヤホン「RZ-S500W/S300W」などの新製品も展示されるという。

画像: テクニクスの完全ワイヤレスイヤホン

テクニクスの完全ワイヤレスイヤホン

Immersive Experiences

超高輝度4Kレーザープロジェクター/8Kスーパーハイビジョンレコーダー
 オリンピックの8K映像を8Kスーパーハイビジョンレコーダー「AJ-ZS0580」と5万ルーメンの超高輝度4Kレーザープロジェクター「PT-RQ50K」4台で放映し、8Kの圧倒的な解像度と明るさで臨場感を体験可能。

高速追従プロジェクションマッピングを活用したスポーツ体験
 位置情報の検出から画像処理、投写までの一連の動作を0.0016秒で処理できる高速追従プロジェクションマッピングを用いて実現。今回は卓球をする際のボールの軌道に追従し、映像による演出をマッピングすることで、スポーツのエンタテインメント性をリアルタイムに体験できる。

テクニクス製品を用いたDJライブパフォーマンス
 ダイレクトドライブターンテーブル「SL-1200MK7」に加え、SL-1200シリーズと共に世界中のDJから高い評価を受けてきた「RP-DJ1200」をベースに、音質や操作性、耐久性を向上させたDJモニタリングヘッドホンの新製品「EAH-DJ1200」を用いたDJライブパフォーマンスを披露。

VR(仮想現実)グラス
 4Kを超える高解像度とHDR(ハイダイナミックレンジ)対応の高画質およびテクニクスの音響技術による高音質と、小型・軽量で眼鏡のような形状を実現したVRグラスを参考出展。

画像: VR(仮想現実)グラスのカラーバリエーション

VR(仮想現実)グラスのカラーバリエーション

Smart Mobility

V2X(Vehicle-to-Everything)システム
 コネクティッドモビリティの世界を実現するV2Xプラットフォームを紹介。車両同士、または車両と路側機とが通信することで、安全性を高めるとともに二酸化炭素の排出量および渋滞を削減する。また交通管理機関に交通情報をリアルタイムに提供することで、ルートの再検索や救急車両の手配といったサービスの提供が可能に。

小型電動車向け技術・システムソリューション
 小型電動自動車ベンチャーのTROPOSと独自クラウドサービス“OneConnect”、HUSSMANの温度管理や遠隔監視技術などでコラボレーションした、小型電動冷凍冷蔵自動車のコンセプトモデルなどを紹介。

ハーレーダビットソン「LiveWire」が提供するサービスのシステムソリューション
 ハーレーダビッドソンが北米で初投入の電動バイク「LiveWire」で提供するコネクティッドサービスにおいて、通信ユニット(TCU)および独自クラウドサービス”OneConnect”を活用したシステムソリューションを提供。

エンタテインメント性を高めた次世代コックピット
 IVI(In-vehicle Infotainment)システムの第三世代SkipGen3.0とコックピットドメインコントローラーのSPYDR3.0により、IVI(センターディスプレイ)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、助手席・リアシートディスプレイなど、複数画面をコントロール可能に。このシステムと衛星ラジオやオンライン動画・ゲームと連携させることで、車内空間のエンタテインメント性を高める。

Airport Solutions
 次世代航空機内サービスのプラットフォーム「NEXT」を紹介。機内での快適なフライト体験をサポートする「Wellness」をテーマとしたコンセプトシートや、4Kの高精細地図サービス、機内で旅先のレストランやツアーの予約が可能なECサービスなどを紹介予定。

Intelligent Living Spaces

くらしの統合プラットフォーム「HomeX」
 高度な分析と学習アルゴリズムにより、人の行動パターンと特性に適応し、家電や住設機器、サービスなどを、その人のニーズに合わせて最適化。より自分らしいくらしを実現する“共創型プラットフォーム”事業の概念を、パネルを用いて紹介。

Connected Homeware
 家電機器のソフトウェアをハードウェアから分離することで常にアップデート可能にするとともに、各機能を1つの機器に閉じるのではなく、住空間全体で管理するコンセプトを紹介。

Activity Sensing
 複数のセンサーとAI処理を組み合わせ、宅内における住人の行動を識別することで、より快適で、パーソナライズされたサービスを最適なタイミングで提案。

ホームサイバーセキュリティー
 高度化するサイバー攻撃をAIにより迅速に検知するシステムや、家や車などがコネクテッド化したIoTに必要なセキュリティ技術を紹介。

ヒューマンインサイトテクノロジー
 カメラ画像から身体負荷をリアルタイム推定し、正しく体に負荷をかけられているかを表示する技術や、感情センシングでリラックス度合などを数値化し、現在の身体負荷に対する心理状態もフィードバックする技術を紹介。

画像: ゲーミンススピーカーも展示される模様

ゲーミンススピーカーも展示される模様

パナソニックブース概要

●期間:2020年1月7日(火)~10日(金)
●場所:Las Vegas Convention Center(LVCC)、Central Hall(#12908)
●出展規模:1,486m2
●出展内容:スポーツシーンなどにおける映像・音響の臨場空間、車載・航空機における最新ソリューション、住む人に寄り添ったくらし提案など

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