【HiVi冬のベストバイ2019 特設サイト】サブカテゴリー HDMIケーブル 第1位 フィバー Pure2

この光ファイバー導体のHDMIケーブルは、HDMIケーブルシーンに突然登場したニュースターだ。FIBBR（フィバー）は光ファイバーと光変換チップの開発/製造を自社内で行ない、技術的なアドバンスも多いようだ。曲げに強いことに加え、プラグにメタル素材を採用した最高級のPure 2は、映像のクリアネス、質感のよさ、音声の解像感、情報量の多さが格段のレベルだ。

4K、そして8K時代を迎え、大容量伝送が可能な光ファイバーを使ったHDMIケーブルが話題を集めている。ニーズの高まるこのジャンルにリーズナブルな価格で登場したのがフィバーのケーブルだ。同時に3製品がリリースされたが、Pure2はコネクターにメタルプラグを採用したトップランクのモデルとなる。データ信号のやり取りに銅線を採用したハイブリッド型。映像信号は4K/60p/4:4:4までサポートし、S/N感が高くクリアネスに富んだ再現力を備えている。

まさしく彗星のごとく登場したオプティカルHDMIケーブルメーカー。中国を拠点に開発と製造が行なわれているが、元々はフィリップスの光ファイバー部門を前身とする世界最大規模の光ケーブル製造会社とのこと。大量生産によるコスト低減と要素技術の共通化によって、他社では高額になりがちな長尺ケーブルもきわめてリーズナブルな価格に設定されている。プラグにメタル素材を採用した本機は、コントラスト感と分解能が凄い。

HDMI光ファイバーケーブルだが、しかし、驚きの魅力を持つ。まずは「これが光ファイバー？」と疑いたくなるような、細く柔らかくしなやかで曲げに強い。つまりとても通線しやすいなど、使い勝手バツグン。しかも光変換には独自開発の高性能チップを積み、総合的スペックは4K時代を余裕で満たす。その価格、20m仕様でも、何と10万円＋税。1.5ｍは4万円＋税というハイコストパフォーマンスだ。メタル製ハウジングの感触も価格を超えた魅力。

オーディオ用途ではいまひとつだった光ケーブルが、ずっと高度な伝送性能を要する映像の世界でにわかに脚光を浴びはじめた。おもしろい話である。フィバーは比較的安価だが、元はフィリップスの光ファイバー部門がそっくり移籍して技術を磨いた有力な専門メーカーだという。Pure2はHDMIケーブルのトップモデルで、24Gbpsの高速伝送に対応する。なるほど緻密で明るく、そのうえ色の分解能が断然素晴らしい。軽くて曲げに強いのも魅力的だ。

世界最大の光ファイバーケーブル製造会社とアジア最大手の半導体集積回路会社の共同出資により誕生したのがフィバー。高価格となりがちな長尺でも比較的安価な価格となっているのが大きな特徴。最上位のPure2は、独自の光変換チップを採用し、メタル素材のプラグを使って制振性を高めた。解像度が向上したかと思わせる鮮烈な映像は見事。S/Nが向上し音場の見晴らしがぐっと高まる音質も驚異的だ。音質のよいHDMIケーブルをお探しの方にもおすすめだ。

オランダが誇る多国籍企業、フィリップスの光ファイバー部門を前身とするFIBBR。ケーブル、光通信チップを自社生産できる世界的にも数少ないメーカーで、HDMIフォーラムのメンバーでもある。日本では3種類の光HDMIケーブルを展開しているが、Pure2はデータ転送速度24Gbpsをクリアーするトップモデルだ。4K/60p＆HDR伝送でもその安定感は抜群。ダイナミックレンジの広さを生かした立体感に富んだ空間描写が実に新鮮だ。

この秋日本上陸し、話題を集める光変換グラスファイバーHDMIケーブル。同社から3グレードのHDMIケーブルが登場したが、本製品はその最上位モデルで唯一24Gbps（ギガビット/秒）のハイスピード伝送を保証する。筆者は10mタイプをプロジェクター用に入手したが、追加電力供給用のUSBピグテールを併用することで、明暗のダイナミックレンジが拡大したすばらしいHDR画質が満喫できるようになった。音のよさもかけがえのない魅力。

中国半導体メーカーの光/電気変換デバイスと、フィリップス直系の光ファイバー技術を合体させた24Gbps対応の超高性能品。光ファイバー自身が外力に耐えるタフネスの持ち主だが、画質も音質もただものではない。Pure2はメタル製外殻の端子部を採用しているがケーブル自体の軽さと柔軟性は驚異的だ。その映像は極微の点光源が実在感を漂わせ、濃密な陰影表現にしろ、明晰な細密描写にしろ、他の追随を許さない。音質も同様に超高水準。