ナスペック(G405)

画像1: ナスペック(G405)

●製品ジャンル:アナログプレーヤー+トーンアーム
●ブランド名:ロクサン
●製品名:Xerxese20 RPM+Sara
●価格:¥950,000+¥350,000(どちらも税別)
●発売時期:発売中

 ナスペックブースには、実に多くの新製品が並んでいる。

 第一は、ロクサンのアナログプレーヤー「XERXES」(ザクシーズ)で、会場では「Xerxese20 RPM」とトーンアームの「Sara」を組み合わせている。方式としてはベルトドライブタイプで、プラッターにはアルミ製の二重構造(インナプラッター+アウタープラッター)を採用している。

画像2: ナスペック(G405)

 SACD/CDプレーヤーでは、人気のプレイバックデザインズから「MPS-8」(¥3,700,000、税別)を展示。同ブランドDREAM SERIES初の一体型モデルで、「MPT-8」「MPD-8」で開発された技術が投入されているそうだ。

 AES/EBU、同軸、光、USB、PLAYLINKなどのデジタル入力を備え、ディスク以外に外部接続したデジタル信号の再生も可能。出力はデジタルがAES/EBUとPLAYLINKが各1系統、アナログがXLRとRCAが各1系統を備えている。

画像3: ナスペック(G405)

 スピーカーではウィーンアコースティクスの「Beethoven Concert Grand Reference」(ベートーベン・コンチェルト・グランド・リファレンス)、「Beethoven baby Grand Reference」(ベートーベン・ベイビー・グランド・リファレンス)の2モデルが新登場。それぞれ予価¥1,500,000と¥1,100,000(どちらも税別、ペア)で、2020年2月の発売を予定している。

 なお、Beethoven Concert Grand Referenceはデモ用としてセットされており、モニターオーディオPL300IIと交代で、そのサウンドを試聴できるそうだ。気になる方はブースでデモの時間を確認していただきたい。

画像4: ナスペック(G405)

 そのデモでスピーカーをドライブするのは、プライマーのプリアンプ「PRE35」とステレオパワーアンプ「A35.2」で、A35.2はバイアンプで使うという豪華な仕様だ。プライマーではこの他にもプリメインアンプ「I25」、フォノアンプ「R15」「R35」などが参考展示されている。

 他にもロクサンのCDプレーヤー「black CDP」やプリアンプ「black INT」、FIBBRのHDMIケーブルなども展示されているので、G406をチェックするなら時間に余裕をもっておきたいところだ。

アキュフェーズ(G407)

画像1: アキュフェーズ(G407)

●製品ジャンル:プリメインアンプ
●ブランド名:アキュフェーズ
●製品名:E800
●価格:¥980,000(税別)
●発売時期:2019年11月下旬

 毎年の東京インターナショナルオーディオショウで多くの来場者を集めているのがアキュフェーズだ。そんな同ブースでは、今年はプリメインアンプが大きくフィーチャーされている。

 というのも、先日発表された「E-800」が大きな話題になっており、先般の大阪ハイエンドショウでも、E-800の音を聴いてすぐに予約をしたという方もいたそうだ。

画像: E-800で使われている高音質パーツ

E-800で使われている高音質パーツ

 同社ではこれまで4モデルのプリアンプをラインナップしている。その中ではE-650(¥730,000、税別)がトップモデルだったが、同社のファンがE-650よりもパワーのあるアンプを使いたいと思ったら、セパレート型しか選択肢がなかった。

 しかし置き場所などの関係からプリメインアンプを使いたいという声もあったそうで、E-800はそんな希望に応えようという狙いもあったようだ。

 といっても内容的には一切妥協はなく、プリ部はC-2850で使われていたパーツをさらに改良したボリュウムセンサーを搭載し、AAVAの精度をさらに向上させている。

 パワー部はMOS-FET 6パラレル・プッシュプルのA級動作で、定格出力50Wをクリアーしている。またスピーカー端子はプロテクション回路に直結されているが、その半導体スイッチの抵抗値を小さい物にするなど、音質改善のために細かな気遣いもなされている。

画像2: アキュフェーズ(G407)

 なお今年のアキュフェーズブースはデモもプリメインアンプが多く使われており、22日も11:30〜と14:30〜にE-800+B&W 800D3の組み合わせが、13:00〜はE-380+TAD TAD-E1TXのサウンドが楽しめる。他にも16:00〜C-3850+A-48で800D3を、17:30〜はC-3850+A-75/P-7300でFine AudioのF1-12をドライブしたサウンドが体験可能だ。

 日本メーカーが誇る最高級プリメインアンプの実力をご自身の耳で確認してみてはいかがだろう。

ラックスマン(G408)

画像: ラックスマン(G408)

●製品ジャンル:プリアンプ
●ブランド名:ラックスマン
●製品名:CL1000
●価格:¥1,600,000(税別)
●発売時期:発売中

 ラックスマンのブースでは、今年4月下旬に発売されたプリアンプ「CL-1000」が大きくフィーチャーされている。新開発のトランス式アッテネーターLECUTA(Luxman Electric Controlled Ultimate Transformer Attenuator)を組み合せることで、真空管の特性を存分に発揮し、魅力ある音色と高度な再生能力を獲得したという注目モデルだ。

 また、34接点ボリュウムコントローラーを始めとする機械式スイッチやローズウッド色仕上げのウッドケース等々の伝統的な意匠もファンには喜ばれるだろう。

 今回はCL-1000の他にも11月8日に発表されたばかりのディスクプレーヤー「D-10X」(¥1,200,000)と「D-03X」(¥268,000、どちらも税別)も並んでおり、それぞれの音も確認できるという。

画像: フォーカルの新製品から「Cora 826」(¥220,000、税別)のカラーバリエーションも展示

フォーカルの新製品から「Cora 826」(¥220,000、税別)のカラーバリエーションも展示

 ちなみに試聴用スピーカーとしては、フォーカルの「SCALA UTOPIA EVO」「SOPRA No3」「KANTA No2」「ARIA926」なども準備されており、時間帯によってプリメインアンプ等との組み合わせでデモをする予定だそうだ。こちらもぜひチェックを。

This article is a sponsored article by
''.