ヤマハから、同社のフラッグシップターンテーブル「GT-5000」のピアノブラック仕上げが発表された。型番は「GT-5000(BP)」で価格は¥800,000(税別)、2020年1月の発売を予定している。
GT-5000は、ヤマハ独自の設計コンセプトである「GT思想」(GT=Gigantic & Tremendous)に基づいて、音の本質をオーソドックスかつシンプルに、基本に忠実に追求しながらも、今の時代にふさわしい最善の技術と素材を採用したターンテーブルだ。
ブラック仕上げのGT-5000は今年11月の発売予定(予約開始日は9月2日)だが、今回はその予約開始に先立ってピアノブラックが正式に発表された形となる。
GT-5000(BP)の黒鏡面ピアノフィニッシュには、ヤマハのグランドピアノのために専用開発された高硬度のポリエステル系ピアノ塗料と下地材を採用し、同じ塗装・研磨工程により、すべての面の塗膜の厚みが均一になるように、一台、一台、ていねいに仕上げられている。
楽器メーカーであるヤマハならではの豊かな経験とノウハウ、熟練の技によって実現できる高級感あふれる漆黒の色合いと、高品位な質感が特長という。なお、キャビネットの仕上げ以外の仕様は、ブラック・ピアノブラックとも共通となっている。
GT-5000(BP)の主な特徴
●グランドピアノと同等の黒鏡面ピアノフィニッシュを採用。アナログディスクの忠実再生に徹したシンプルかつ高品位なデザイン
●横幅546mm、単体質量14.3kgの巨大な木質系キャビネット
●2重構造の大径重量級プラッターを装備したベルトドライブ方式
●“シンプル&ストレート”をきわめたピュアストレート・トーンアーム
●カートリッジの出力をバランスのまま取り出せるXLRバランス出力端子