ミュンヘンのハイエンドオーディオショー「High End Munich 2019」が、現地時間の5月9日に開幕した(5月12日まで開催)。

 いまや、世界最大、世界最高のオーディオショーだ。これまではラスベガスのCESに出ていたメーカーが、そこを引き払い、大挙してミュンヘンに向かう現象が、ここ2~3年顕著になってきた。

画像: 世界最大のハイエンドオーディオショーいよいよスタート。注目すべきニューアイテムが数多く見つかった【麻倉怜士のHigh End Munich 2019リポート 01】

 私はCES取材が長いが、去年までいたのに今年はいないメーカーを辿っていくと、ミュンヘンに現れたというケースが数多い。つまりミュンヘンに出展しないと、世界的に仕事にならないというところまで、本展示会の評価は高くなっているのだ。出展メーカー数は2018年が524社、19年は544社(ドイツメーカーが178社)と着実に増えている。

 ショーの来場者は約2万人(2018年実績)。うち、トレード関係(メーカー、代理店など)が7500人だから、1万2500人はミュンヘン、その他の地域からの一般市民だ。つまり、市民に広く開放されたオーディオショーという側面もある。日曜日にはお父さんが子供づれで訪れ、未来のオーディオ・ユーザーを育てている。

 フランスのJOSOUNDの新型スピーカー、イギリス・モニターオーディオの新ゴールドシリーズ、韓国カクテルオーディオのコンパクトDAC、ドイツはLYRAVOXのアクティブ・スピーカー……など、注目すべきニューモデルが山ほど、紹介されている。のちほど、詳しくリポートするので、楽しみに待たれよ。

画像: JOSOUNDの期待のECOJOスピーカーと開発者のJoe Johalさん

JOSOUNDの期待のECOJOスピーカーと開発者のJoe Johalさん

画像: オクターブの新型パワーアンプ、JUBILEE300B。300Bを3本シングル使用している

オクターブの新型パワーアンプ、JUBILEE300B。300Bを3本シングル使用している

画像: MQAルームで掲示されていた、私の推薦文

MQAルームで掲示されていた、私の推薦文

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