クリプトンでは、来週末の1月25日(金曜日)に四谷にある「KRIPTONラボ KCSスタジオ」において、同社の漆塗りスピーカー「KX-0.5UR/UB」「KX-3UR/UB」「KS-9Multi U」を使った「漆の奏」試聴会を開催する。
![画像: KX-0.5のノーマル仕上げ(左)と漆仕上げ(右)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2019/01/17/f7fa820275f34459909f71f5b6318450670a5bdc.jpg)
KX-0.5のノーマル仕上げ(左)と漆仕上げ(右)
漆塗りスピーカーは、それぞれ「KX-0.5」「KX-3」「KS-9Multi」をベースに、エンクロージャーを漆塗りで仕上げた特別仕様となる。ブックシェルフの2モデルは石川県の漆匠【加陽舗】【能作】の朱塗り(UR)と溜塗り(UB)といった伝統技術が使われており、いずれも職人による手作業で製造されている。
これらのモデルは製造工程が通常モデルに比べて格段に多く、KX-0.5UR/UBは同社オンラインサイトでの限定販売モデルという位置づけになっている。しかしユーザーからは、実際の音を聞いてみたいという問い合わせが多いそうだ。それを受けて、今回の試聴会が開催されることになった。
試聴会では、クリプトンのサウンド・プロデューサーである渡邉勝氏が製品について説明し、常設のオーディオシステムで音質を確認できるそうだ。さらに通常モデルと漆塗り仕上げでどれくらい音が違うかの比較試聴も予定されている。
![画像: 左からKX-3URとKX-3UB。サランネットは西陣織だ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2019/01/17/0c5adb94fb1bd69bc7e447def27186932e45a79a.jpg)
左からKX-3URとKX-3UB。サランネットは西陣織だ
記者も以前の発表会で比較試聴をさせてもらったことがあるが、両者の違いは想像以上に大きい。ユニットやネットワーク等はまったく同じというが、漆塗り仕上げになると、S/Nが格段によくなり、細かな音の再現性も向上する。ヴォーカル曲でも、ステージの見通しがぐんとよくなる印象だ。音楽ファンにはぜひこの違いを体験してもらいたいと思う。
試聴会の概要と応募方法は以下の通り。先着10名なので、興味のある方は今すぐエントリーを。
なおクリプトンでは、これから同様の試聴会を定例的に開催する予定とのことだ。
「漆の奏」試聴会 開催概要
●日時:2019年1月25日(金)13:30~15:00
●場所:KRIPTONラボ KCSスタジオ(東京都新宿区愛住町16-9)
●応募方法:①タイトルに「漆の奏」試聴会参加希望と書いて、②名前、③住所、④緊急時の連絡用携帯番号を記入のうえ、「store@kripton.jp」までメールで申し込みを(参加の可否は、後日メールで返信される)。
●参加費:無料(交通費はお客様負担)
![画像: プリ、パワーアンプにはアキュフェーズを使用する予定とか](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2019/01/17/2f1de96bca198302a39f3aa48148ab5e27d8fa11.jpg)
プリ、パワーアンプにはアキュフェーズを使用する予定とか