今回のヲトアニメ:
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(全7巻)
¥7,800円(第1巻、税別)、¥8,800円(第2巻~第5巻、税別)
・BD-ROM(BCXA-1204~1208、バンダイナムコアーツ)
・2017年~2018年発売・本編50分(第1巻)、本編96~100分(第2巻~第5巻)
・カラー(16:9)
・リニアPCM(ステレオ)
(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
今回は『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』を取り上げる。BD/DVDは全7巻の予定で、現在は第5巻まで発売中。11月2日より第6章「回生篇」(第19~22話)が劇場公開され、BD/DVD第6巻は12月21日発売となる(BD:¥8,800+税)。BD/DVDでは今まさにクライマックスに突入しているタイミングだが、これに合わせて10月5日からTVアニメとして放送が開始される。これを記念して、序盤の見どころ(聴きどころ)を紹介していこう。
ステレオ音声ながらも、キャラクターの熱演、艦隊戦の迫力はバツグン!!
『宇宙戦艦ヤマト2202』は、前作となる『宇宙戦艦ヤマト2199』の後に続く話で、劇場公開作品の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を原作とし、新たにリメイクしたものだ。脚本に『機動戦士ガンダムUC』の福井晴敏を加え、『さらば~』の物語をさらに重厚なドラマとして再構築している。
序盤の物語は、ガミラスとの戦いで滅亡の危機に瀕していた地球が奇跡的に復興した姿が描かれるわけだが、原作とはすでにいろいろと違いがある。地球とガミラスは同盟を結んでおり、第1話の冒頭では、地球・ガミラス連合軍と正体不明のガトランティス前衛艦隊との艦隊戦が描かれる。この艦隊戦も見応えたっぷりの迫力あるもので、ガミラス軍とともに戦う姿も新鮮。いまは護衛艦の艦長となっている古代進も大活躍する。
音声は2chステレオだが、艦隊戦の迫力はかなりのもので、第1話から見応え満点のシーンが楽しめる。そして、キャラクターたちの熱演も聴き応え充分で存分に楽しめるはずだ。
厳しい現実に立ち向かい、再びヤマトが発進する!!
そして、それぞれに任務で活躍するかつてのヤマト乗組員たちが、沖田艦長の記念碑のもとに結集する。成長した古代進や島大介など、かつての面々の姿を見るのも懐かしく感じられる。
しかし、地球政府はアンドロメダ級戦艦5隻の進宙式を行なうなど、軍事化を急速に進めていた。沖田艦長が封印したはずの波動砲を備えた大艦隊を新たに編成するなど、古代たちの求める姿とは違った現実に直面することになる。ここには、ガミラスへの対抗意識や政治的な駆け引きなども絡み合い、ぐっと重厚になったドラマが展開していく。数々の困難に直面しながらも、古代進たちは再びヤマトに乗り込み、新たな航海へと旅立っていく。
かつてのヤマトファンはもちろんだが、初めてヤマトを見る人にとっても、最近のアニメではあまり見かけないハードな内容には、きっと夢中になるはず。ぜひともテレビシリーズでその物語をじっくりと楽しんでほしい。
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』テレビオンエア情報
10月5日(金)より放送開始
テレビ東京 毎週金曜日深夜1:23~
テレビ大阪 毎週金曜日深夜2:10~(初回のみ2:46~)
テレビ愛知 毎週金曜日深夜2:05~
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』公式サイト http://yamato2202.net/
『宇宙戦艦ヤマト2199』総括PV http://yamato2202.net/movie/pv_cm/22.html