株式会社ヤマハミュージックジャパン は、さる8月22日(水)と23日(木)、静岡・浜松のヤマハ株式会社本社にて、プレミアムショップミーティング&ヤマハオーディオ・ニューリーダー会を同時開催した。ヤマハプレミアムショップとは、しっかりと試聴(視聴)ができ、経験と知識が豊富なスタッフがたくさんの製品から来店者に最適な組合せをおすすめできる、これからオーディオライフを始める方にも安心な、ヤマハオーディオ&ホームシアター製品取扱店のこと。そうしたショップのオーナー、あるいは主力スタッフと、これからのショップを担う若手、つまりニューリーダーに集まってもらい、互いの親睦とヤマハ製品への理解を深めてもらおうというわけだ。

一般の音楽好き、オーディオ愛好家も入場できる「イノベーションロード」

今回のプレミアムショップミーティング&ニューリーダー会にはもうひとつ目的がある。それがこの「イノベーションロード」の見学だ。ここは、創業当時のオルガンやピアノにはじまり、現在生産している金管、木管、打楽器、電子楽器はもちろん、えっ? こんなものまで、と思わせる自動車用部品まで、音と木にかかわるあらゆるモノが展示されているミュージアムのようなスペース。ぐるりと観覧すれば、ヤマハのみならず、音や木、そして音楽の近代史までが手に取るように理解できるだろう。

しかし私たちがもっとも気を引かれるのは、やはりオーディオ&AV。気のあう仲間と訪れれば「これ持ってた!」とか「欲しかったんだよねー、コレ」みたいな会話で大いに盛り上がれること間違いなしだ。「ヒストリーウォーク」には、AVセンターとして一斉を風靡したAVX-2000DSPやDSP-A1、ヤマハが果敢に製品化に挑んだDLPプロジェクターDPX-1、古くはスラントしたデザインがめちゃくちゃカッコよかったベリーニデザインのカセットデッキTC-800GLなどなど、懐かしいモデルがずらりと並ぶ。また「イノベーション・ラボ」には、ヤマハオーディオの最高峰となるスピーカーシステムNS-5000の展示もある。カットモデルや、製品を構成するパーツ、そしてそれらにまつわるテクノロジーや開発秘話などを紹介するパネルを追って行くだけで、同社がいかにハイファイオーディオに真剣に取り組んでいるかが理解できるはずだ。この「イノベーション・ラボ」には今まさに開発している新技術、未来のエンターテインメントへ続く数々のアイデアがあふれており、この分野でヤマハがこれから果たす役割の大きさを実感することができるだろう。

企業ミュージアム「イノベーションロード」は、誰でも無料で見学・観覧できるので、浜松を訪れたら、ぜひ足を運んでいただきたいスポット。ただし要電話予約、さらに訪問する際には、必ず守衛所で入門の手続きを行なわなければならないので注意してほしい。

イノベーションロード見学、ヤマハオーディオ機器の内覧、デジタルマーケティングセミナーを終えると、一行は静岡・袋井のヤマハリゾート「葛城北の丸」へ移動。オーディオ機器販売の最前線を担うメンバー間での情報交換が行なわれた。代表スピーチの場面では、お客さまひとりひとりに対する接し方、オーディオ初心者のみなさんを対象にしたイベントのあり方、そしてこれからのヤマハ製品に対する期待などが語られて、今年のプレミアムショップミーティング&ニューリーダー会は幕を閉じたのだった。

さてドイツ・ベルリンでは、いよいよIFA(国際コンシューマ・エレクトロニクス展)が開幕する(8月31日〜9月5日)。そこでヤマハがどんな発表を行なうのか? ここ数日は目が離せそうもない。

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