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ステレオサウンドは、音質にこだわりぬいた「ステレオサウンド・アナログレコード・コレクション」の新譜として『テレサ・テン《ベスト5》』を6月20日に数量限定でリリースする。33回転の180g重量盤で、価格は¥8,640(税込)。ただ今予約を受付中だ。
『テレサ・テン《ベスト5》』はアジアの歌姫、テレサ・テンの生誕65周年を記念したベスト盤の第5弾で、本タイトルをもってシリーズ最終章を迎える。全曲アナログ・マスターテープを使用したメタルマスター・ダイレクト盤となっており、カッティングは日本コロムビアの名匠、渋沢茂氏が担当している。
以下に、本タイトルに向けて評論家の堀切日出晴氏が寄せたコメントを紹介しよう。
嗚呼、テレサよ、愛しきアジアの歌姫よ。針を置くたびに、身も心も蕩けさす恋ごころ。艶やかで匂やかな愛の語らい。テレサ・テンをフィーチャーした30cmのアナログ音楽館も、テレサ生誕65周年を祝いつつ、シリーズ最終章を迎えることに相成った。
全曲アナログ・マスターテープ使用。収録されるオリジナル・ナンバーは、ポリドール時代の『西海岸から』『ラスト・シーン』『晩秋』、トーラス時代の 『驛舎(ステーション)』『夕凪』。厳選されたカバー・タイトルには、トーラス移籍後にシングル第1弾として発売された『ふたたびの』をはじめ、いずれも日本歌謡史を彩った名曲5タイトルが並んでいる。
名匠・武沢茂がトランスファー全工程に拘り抜き、記憶から消そうにも消せない、唯一無二の煌めき。女ごころの四季彩々(いろいろ)を蘇らせた。楽曲に対する深い精解と繊細な心理表現を併せ持つ、ひと握りの優れた歌い手のみが誘える境地を聴取されたい。日本に舞い降りた歌姫、そのラスト・ステージ、今ここに。そして満面の笑みで天に還る。(堀切日出晴)
『テレサ・テン《ベスト5》』
●型番:SSAR-026
●メディア:アナログレコード(33回転、180g重量盤)
●発売日:2018年6月20日(発送は6月18日より順次開始)
●価格:¥8,640(税込)
【収録曲】
[Side A]
1. 愛の終わりに
2. 港町絶唱
3. 驛舎(ステーション)
4. ふたたびの
5. 心もよう
[Side B]
1. 愛の終着駅
2. 晩秋
3. 夕凪
4. 西海岸から
5. ラスト・シーン