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「上原実矩」初主演作『この街と私』がいよいよ公開。「自分を支えてくれる人たちの存在に気付いてほしい」
地域発信型映画として、東京は葛飾区を舞台に制作された『この街と私』。自らの想いと現実とのギャップに悩む様子を、番組制作に携わる若手ADに重ね合わせて映像化した注目作だ。主演は、映画、ドラマで活躍、昨年第22回TAMA NEW WAVEコンペティションでベスト女優賞を獲得した上原実矩。初主演として挑んだ本作への想いなどについてインタビューした。
――よろしくお願いします。まずは公開が決まった今の心境をお聞かせください。
思えば、撮影をしていたのは3年前ですから、コロナ禍で上映が延期されていたものが、ようやく公開されることになって嬉しいです。
――出演は、オーディションで決まったそうですね。...