「祷キララ」が渾身の演技を魅せた映画『ファンファーレが鳴り響く』が、いよいよ10月17日に公開。「人を殺めることになった過程をゆっくりとひも解いて、役作りにつなげていきました」
森田和樹監督の最新作『ファンファーレが鳴り響く』が、10月17日(土)より公開となる。往年のロードムービー的な要素に、監督自身の人生を反映させたという、青春スプラッター作だ。自身の欲求に素直に従い、次々と人を殺めていく驚愕のヒロイン・光莉を演じたのは、近年話題作への出演が続く祷キララ。役作りへの想いをインタビューした。
――祷さんの演じる「光莉」は、本当にすさまじい役柄です。
プロットと企画書を読んだ時から、「この役を自分の中に落とし込めるのか」「どうやってこの役と向き合っていけばいいのか」とすごく考えました。血を見るのが好きで、生き物を殺すことに興味のある役柄ですから。でも監督と話し合...