「男性だけでなく、女性にも手にとって読んでほしい」。紗倉まなの最新小説『ごっこ』が発売
マルチタレント紗倉まなの3年ぶりとなる最新小説『ごっこ』(講談社刊)の刊行記念記者会見が2月20日、版元となる講談社で行なわれた。
本作は、前作『春、死なん』以来3年ぶりとなる小説集であり、自身4作目の作品だ。『群像』に掲載された3本の短篇を収録した形となるが、そのきっかけは、「(群像の編集者から)恋愛をテーマにした小説を書いてほしい」という依頼を受けたことだったそうで、当時はちょうど執筆に行き詰っていたこともあり、渡りに船という感じで快諾。元から書きたいと思って構想を練っていた物語を形にしたのだという。
注目してほしい点については、「今までの作品とは違う部分があって、すごく感情が高まっ...