2006年に劇場公開された『プラダを着た悪魔』。その続編が、20年の時を経てついに帰ってきた。前作は劇場公開時以上に、その後のDVDリリースをきっかけに多くの映画ファンの目に触れ、今や世代を超えて愛される一作となっている。
本作では前作を成功に導いた監督のデヴィッド・フランケルと脚本のアライン・ブロッシュ・マッケンナが再びタッグを組み、メリル・ストリープやアン・ハサウェイをはじめとするメインキャストも再結集。これほどまでに待ち望まれた続編は、そうそうないだろう。筆者自身も大ファンの一人だ。5月1日(金)の公開を前に、ウォルト・ディズニー・ジャパンの招待を受け、『プラダを着た悪魔2』の完成披露試写会に足を運んできた。

「待った甲斐があった」。終映後、思わず声が漏れた。単なるノスタルジーに陥ることなく、この20年の間に起きた社会の変化を作り手側が巧みに織り込み、アップデートしていると同時に、観客自身も社会や家庭で様々な経験を積み、価値観を変化させてきたはずだという “信頼” のもとに物語が進む。それが実に心地が良い。
最新のファッション業界事情や、現代ならではの出版・メディアを取り巻く状況への問題提起を滲ませつつ、あくまで徹底したエンタテインメント。続編を素直に受け入れられるかという懸念を本作は難なくクリアーしており、期待を超え、遥か高みへと連れていってくれる快作に仕上がっている。
「やっぱりこれが見たかった!」というファン待望の大ネタから、思わず唸る小ネタまで、全編に散りばめられた前作へのオマージュも心憎い。煌びやかなコスチュームはもちろん、美しいロケーションを活かした映像やサウンドトラックも相変わらずゴージャスで、贅沢な気分を味わえること請け合いだ。

前作からのファンはもちろん、口コミによって新たな観客を巻き込み、ロングランヒットとなるに違いない。先日の地上デジタル放送ではカットされたシーンも多かったが、ぜひDisney+などでノーカット版をおさらいしてから劇場へ向かってほしい。ゴールデンウィークの気分を彩る一作として、自信を持ってお薦めしたい。
『プラダを着た悪魔2』 2026年5月1日(金)日米同時公開
●監督:デヴィッド・フランケル
●脚本 アライン・ブロッシュ・マッケンナ
●キャスト:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、トレイシー・トムズ、ティボー・フェルドマン、ケネス・ブラナー、他
●配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
<STORY> 時代を席巻した“働く女性のバイブル”が、華やかにアップグレード! トップファッション誌の“悪魔”のような編集長ミランダと、彼女の元アシスタント・アンディ。別々の道で成長を重ねたふたりが、再びタッグを組むとき、ファッション業界に大旋風が巻き起こる!
『プラダを着た悪魔2』本編映像「エミリーとの再会」|5月1日(金)日米同時公開!
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