音響もカメラワークも“ド迫力”と呼ぶにふさわしい一作。アメリカのレビューサイトでは「近年で最高の戦闘アクション」「圧倒的なリアリティ。興奮が止まらない」と高い評価を得ているようだ。アメリカ海軍の全面協力を得て、入念な取材を重ねて作品を完成させたという。兵器や戦闘機の数々は性能のすごさと共にヴィジュアル的な鮮烈さを兼ね備え、いろんな“しぶき”も飛びまくる。アクション・シーンも満載だ。

 反政府ゲリラが支配する南アジアの孤島が舞台。誘拐されてここにいるCIAエージェントを、米軍特殊部隊“デルタフォース”が救出する、というのがメインテーマであるといっていいだろう。だが相手も相当強力な攻撃を仕掛けてきて、新兵のキニー軍曹(リアム・ヘムズワース)だけがどうにか生き残るという形となった。つまりここで朽ち果ててゆくか逆転するはすべてキニーの肉体的・精神的コンディションによる。だがキニーは遂に、遠隔地から作戦を支援するアメリカ空軍の無人戦闘機のオペレーターであるグリム大尉(ラッセル・クロウ)とのコンタクトに成功。ここから、すこぶる見る者をハラハラさせる「極限の48時間」の物語が始まる。監督は、ウィリアム・ユーバンク。

映画『ランド・オブ・バッド』

8月15日(金)より TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

監督・脚本:ウィリアム・ユーバンク
出演:ラッセル・クロウ、リアム・ヘムズワース、ルーク・ヘムズワース、マイロ・ヴィンティミリア、リッキー・ウィットル
2025年/アメリカ/113分/シネスコ/5.1chサラウンド/字幕翻訳:白取美雪/原題:Land of Bad/PG12
提供・配給:AMGエンタテインメント
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