完実電気では、Silent Angelのクロックジェネレーター「Genesis GC」シリーズ2モデルを2月28日(金)に発売する。市場想定価格は以下の通りで、本体カラーはそれぞれシルバーとブラックをラインナップ。

GC-10M ¥237,600(税込、10MHz クロック)
GC-25M ¥237,600(税込、25MHz クロック)

画像1: Silent Angelのクロックジェネレーター「Genesis GC」シリーズが2月28日に発売。10MHzと25MHzの2種類をラインナップする

 クロックは、デジタル信号処理における基本となる信号だ。しかし、内蔵クロックはシステムリソースを共有し、負荷の変動による電気パルス、他の電子部品の干渉を受け、クロック信号に干渉する状況が数多く発生する。

 Genesis GCシリーズはクロックソースへの干渉を減らし、可能な限り純粋なクロック信号を生成するクロックジェネレーター。Silent Angel独自の超低ノイズ、高精度、低位相誤差といったテクノロジーを活用して、オーディオ品質を向上させてくれる。コストパフォーマンスの高いアップグレードソリューションでありながら、システムに優れたオーディオパフォーマンスを提供する。

 両モデルとも、独自開発のSilent Angel TCXOを搭載。高精度のクロック回路によりネットワーク上の遅延とジッターが大幅に低減し、デジタル信号のノイズが最小限に抑えられ正確なデータ伝送を実現している。デジタルオーディオでは10MHzがもっとも一般的なワードクロック周波数だが、Genesis GCは、ネットワーク機器に最適化された25MHzもラインナップ。25MHzまたは10MHzのいずれかを選択でき、セットアップに最適なクロック周波数を選択できる。

画像2: Silent Angelのクロックジェネレーター「Genesis GC」シリーズが2月28日に発売。10MHzと25MHzの2種類をラインナップする

 ノイズに敏感な音響機器専用に設計された軍事レーダー用基準に基づき新規開発した電源回路「Silent Angel Power Module」を搭載。安定した超低リップル電源を提供し、最適なパフォーマンスを保証してくれる。シャーシはアルミ合金製で、シールディング効果を高め、漏洩磁束をコントロールし、さらに振動、ノイズ対策も実現している。

 Silent Angelオリジナルテクノロジー、EMIアブソーバーと高度な高周波フィルターをターミナル周りに配置。筐体内部で発生するEMI(電磁ノイズ)を 吸収している。クロック出力端子はどちらも50ΩのBNC仕様で、金メッキが施されている。本体サイズはW200✕H62✕D200mmで、重さは2.8kg。

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